フランス革命史―自由か死か

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フランス革命史―自由か死か

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  • サイズ 46判/ページ数 497p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560098950
  • NDC分類 235.06
  • Cコード C0022

出版社内容情報

なぜ革命は起きたのか? また革命は誰にとってのものだったのか? そして革命が残した遺産とは? 世界的権威が描き切った「全史」

内容説明

「いったい、これは誰の革命なのだろうか?」なぜ革命は起きたのか?また革命は誰にとってのものだったのか?そして革命が残した遺産とは?世界的権威が描き切った「全史」。当時の詳細な地図と貴重な図版多数。

目次

権力と特権のパッチワーク―一七八〇年代フランス
知的興奮に包まれた世界
誤った危機管理―一七八五‐八八年
民衆の革命、一七八九年
国民の再生、一七八九‐九〇年
勝利に沸く革命、一七九〇年
崩壊するキリストの家族―教会分裂と国王の逃亡、一七九〇‐九一年
恐れと怒り、一七九一‐九二年、そして第二の革命
岐路に立つ共和主義者、一七九二‐九三年
自由か死か―暴力の時代に態度を決すること、一七九三年〔ほか〕

著者等紹介

マクフィー,ピーター[マクフィー,ピーター] [McPhee,Peter]
豪メルボルン大学大学院修了、専門はフランス革命史。母校で長きにわたって教鞭を執るとともに、フランス革命史研究を世界的にリードしてきた

永見瑞木[ナガミミズキ]
大阪公立大学法学部准教授。専門は政治学・政治思想史

安藤裕介[アンドウユウスケ]
立教大学法学部准教授。専門は政治学・政治思想史。『商業・専制・世論』(渋沢・クローデル賞LVJ特別賞、創文社)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぐうぐう

34
前著『ロベスピエール』で試みた手法、一次資料を丹念に収集し、個々の声が集まることで起こる矛盾を恐れず、多様な考えを受け入れることで一面的だった通史が持つイメージを覆していく感覚が本書にもある。その最大の特徴は、市井から眺め直すフランス革命という視点にある、特に、地方から見つめる革命の姿は、教科書に写る像とはまるで異なった姿として立ち現れてくるのだ。地域ごとに違う民族割合、宗教観、格差といったそれぞれの事情は、まさしくフランスの多様性を物語っており、(つづく)2023/12/07

MUNEKAZ

12
フランス革命を扱った大著。パリの動きだけではなく、地方での革命の余波もしっかりと描いているのがポイント。著者は旧体制のフランスを「特権のパッチワーク」と評しているが、地域によって言語も通貨も度量衡も違うという多様なフランスを、革命で画一的に支配しようとした軋轢がこれでもかと紹介される。また宗教の扱いが、革命後の政治を進める上でかなり大きな問題であったことも重要。愛憎相半ばするとはいえ、人々の生活の基盤であり、よりどころであったものを一律に変えようとすることが、いかに国民を分断に追い込むかがよくわかる。2023/08/06

とりもり

3
大著。世界史の知識がないと細部まで理解するのが困難だが、最終章(フランス革命の意義)が問いかける「いかにして1789年の輝きに満ちた期待が1793年には内線と恐怖政治に陥ってしまったのか? なぜ選挙に基づく立憲的体制を創出しようとする試みは1799年には強者の支配に取って替えられてしまったのか?」は、アラブの春の蹉跌やソ連崩壊後の東欧の混迷などを踏まえれば深掘りに値するテーマではないか。その意味で、確かに「フランス革命は決して『終わらない』」と思う。混迷の現代社会を考える上でも良書かと。★★★★★2023/01/21

kaikaikorokoro1

0
フランス革命前後のフランスが多層的な社会であり、国の財政危機に際して、各階層がダイナミックな動きをして、せめぎあっていくのが描かれていてとても面白かった。2022/11/20

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