出版社内容情報
宇宙から細胞まで、根源を見つめる眼差し
現代の課題に応えるために、研究者だけではない、さまざまな形の「知のプロフェッショナル」が求められている。
東京大学教養学部主催の高校生と大学生を対象とした公開講座「金曜特別講座」では、教養学部の教員たちが学問研究の面白さや重要さをわかりやすく解説し、学びの羅針盤を提供し続けている。過去の名講義の数々を収録する。論理的思考力という武器を身に着け、あらゆる分野で縦横無尽に駆け巡るための、ガイドとなるシリーズ。今回が第2弾となる。
「生命の根源を見つめる」は自然科学の内容を収録。
◇主な内容と執筆者 天体現象の数値シミュレーション(鈴木建)/タイムマシンは可能か?:原子時計とウラシマ効果(鳥井寿夫)/光と分子―分子の形を知る方法、分子の動きを知る方法(長谷川宗良)/放射線をとことん測ってみる―測定の現場から(小豆川勝見)/脱力から知る熟練者の身体(工藤和俊)/からだのつくり方とその利用法(道上達男)/タンパク質をデザインして産業や医療に応用する(新井宗仁)など
内容説明
原子時計からiPS細胞まで検証と応用の営み、自然科学の真髄がここに。
目次
1 技術を社会へ(いきモノづくりへの挑戦;脱力から知る熟練者の身体;放射線をとことん測ってみる―測定の現場から;タンパク質をデザインして産業や医療に応用する)
2 はるか時空へ問いかける(天体現象の数値シミュレーション;「水惑星」地球をめぐる水を捉える;タイムマシンは可能か?―原子時計とウラシマ効果;光と分子―分子の形を知る方法、分子の動きを知る方法)
3 生命の行方をたずねる(化学から生物学、その融合領域で楽しむ―幹細胞の機能を制御・診断する高分子化学の紹介;哺乳類の進化と妊娠―「胎生」の不思議;からだのつくり方とその利用法)
感想・レビュー
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