内容説明
やくざ、天皇、テロリズム、共産党…日本最大の脚本家、笠原和夫。待望の復刊!膨大な取材激烈な作劇で斬り込む昭和の闇。
目次
第1部 ひばり映画と時代劇(デビューするまで;美空ひばりと時代劇スター―ひばり映画 ほか)
第2部 やくざ映画の時代(やくざ映画の黎明期―『人生劇場 新飛車角』『めくら狼』『十一人の賊軍』;やくざ映画のスタイル―『日本〓客伝』シリーズ『股旅三人やくざ』 ほか)
第3部 『仁義なき戦い』と実録路線(広島やくざ戦争―『仁義なき戦い』四部作;特別攻撃隊―『海軍特別攻撃隊』『あゝ決戦航空隊』 ほか)
第4部 戦争映画と天皇(日露戦争―『二百三高地』『日本海大海戦 海ゆかば』;太平洋戦争―『大日本帝国』『零戦燃ゆ』『昭和の天皇』 ほか)
第5部 日本映画界の衰退(映画界の変質・プロデューサーの不在―『愛・旅立ち』『三国志』『玄海つれづれ節』『天山を越えて』他;女郎とパンパン―『吉原炎上』『肉体の門』 ほか)



