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ミシェル・セール―普遍学からアクター・ネットワークまで (新装復刊)

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  • サイズ 46判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560097021
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

内容説明

思考を複数化する“普遍学”とは何か?ライプニッツの方法論をはじめ、ラトゥールのアクター・ネットワーク論、ハーマンやメイヤスーらの思弁的実在論も胎動するセールの哲学―あるがままの自然を“百科学”として織りなす、しなやかな思惟に迫る!

目次

プロローグ―略伝と展望
第1部 人文学・美学(生成;自然契約)
第2部 エピステモロジー(ライプニッツのシステム;干渉)
第3部 人類学(パラジット;作家、学者、そして哲学者は世界を一周する)
補論 『結合法論』におけるライプニッツ

著者等紹介

清水高志[シミズタカシ]
愛知県生まれ。名古屋大学大学院博士後期課程情報科学研究科修了。専攻は現代思想、情報創造論。博士(学術)。現在、東洋大学総合情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yu-onore

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ライプニッツの裏返しは、メイヤスーを想起した。それぞれの人間の精神の統一体が「多なるもの」としての雑多な物質に「一なるもの」としての統一性を担保(精神と物質は互いに似て、モナドとして魂に近くなる)し、それぞれ違う視点を包摂するものとして、モナドの表象するものとしての紙がある予定調和的な世界観に対し、統一のたびに層となる物質の多様さに注目するセール。ニュートラルな準客体が、複数の精神のネットワークをそのたびに形成していく。2021/08/15

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