内容説明
思考を複数化する“普遍学”とは何か?ライプニッツの方法論をはじめ、ラトゥールのアクター・ネットワーク論、ハーマンやメイヤスーらの思弁的実在論も胎動するセールの哲学―あるがままの自然を“百科学”として織りなす、しなやかな思惟に迫る!
目次
プロローグ―略伝と展望
第1部 人文学・美学(生成;自然契約)
第2部 エピステモロジー(ライプニッツのシステム;干渉)
第3部 人類学(パラジット;作家、学者、そして哲学者は世界を一周する)
補論 『結合法論』におけるライプニッツ
著者等紹介
清水高志[シミズタカシ]
愛知県生まれ。名古屋大学大学院博士後期課程情報科学研究科修了。専攻は現代思想、情報創造論。博士(学術)。現在、東洋大学総合情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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