内容説明
フルトヴェングラーにその才能を見出され、アメリカで大成功を収めた、ロシア人名演奏家による自伝的回想録。
目次
ふるさとの思い出
最初のチェロ
『エヴゲーニー・オネーギン』のセンセーショナルな上演
ある婚約とその成り行き
グァルネリのチェロ
シャリアピンとのコンサート
ボリショイ劇場のチェリスト
レーニンとの会話
ワルシャワのインテルメッゾ
ライプツィヒのクレンゲル先生〔ほか〕
著者等紹介
ピアティゴルスキー,グレゴール[ピアティゴルスキー,グレゴール][Piatigorsky,Gregor]
1903年、エカテリノスラフ(現在のウクライナの中部)生まれ。7歳からヴァイオリン奏者の父にチェロを学び、9歳でデビュー。15歳でボリショイ劇場管弦楽団の首席チェリストとなる。1921年、革命後のロシアを逃れドイツでベッカーやクレンゲルに師事。1924年フルトヴェングラーに才能を見出され、ベルリンフィルの首席チェリストに抜擢され、その名人芸によって数々の逸話を残す。1929年のアメリカデビュー以後は、室内楽や独奏でも活躍。1942年アメリカの市民権を取得。ルービンシュタイン、ハイフェッツとのトリオは、“100万ドル・トリオ”とも称された。1976年ロサンゼルス没
村上紀子[ムラカミノリコ]
国立ミュンヘン音楽大学卒、ソリスト・ディプロム取得、ミュンヘン・ゲーテ・インスティトゥート師範科卒。ピアノ・ドイツ語専攻。元ゲーテ・インスティトゥート東京支部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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