内容説明
名将の陰には卓越したナンバー2が存在する。伸びる組織には、リーダーの能力を遺憾なく発揮させ集団を実質的に仕切る人物が不可欠である。本書は歴史上の人物を例にとり、混迷を極める現代に必要な『創造型ナンバー2』の行動と哲学をすべての実務派ビジネスマンに開陳する。
目次
第1章 いまなぜナンバー2が求められるか(リーダーを活かし組織を伸ばすために;ナンバー2にはどういうタイプがあるか)
第2章 「創造型ナンバー2」の存在価値と役どころ(不透明な時代ゆえの高い存在価値;危機管理の眼をもって組織を見る;後継リーダーとナンバー2)
第3章 「創造型ナンバー2」の行動姿勢とは(死を賭してまで尽くす姿勢;秀吉にみるナンバー2の真随;組織内の人間関係を“巧築”する;リーダーシップをどう発揮するか)
第4章 「創造型ナンバー2」と組織とのかかわり(強い信念をもって組織集団を率いる;時代を先取りして組織を前進させる;集団活性化のためのナンバー2戦略)
第5章 「創造型ナンバー2」に必要な今日的能力(リスク・マネジメントとナンバー2;新サラリーマンを理解し味方にする)
第6章 「創造型ナンバー2」の組織生き残り戦略(不可欠な「至誠の志」を高める努力;戦国武将にみる残存の要締)