内容説明
別役流家元が「笑い」の試金石として問う、“ウケる技術”を磨きたい人のためのショートコント傑作集。筒井康隆氏原作のコントも収録。
目次
バス停のある風景
痴情のもつれにモツレ
人心事故
気になるアイツ
勝手にしやがれ
黒帯
バスにかまけて
愛
ヒーローたちの出発
主人万引き〔ほか〕
著者等紹介
別役実[ベツヤクミノル]
1937年生まれ。早稲田大学政経学部中退。劇作家。『マッチ売りの少女』『赤い鳥の居る風景』で、第十三回岸田國士戯曲賞を受賞。日本における不条理劇の第一人者として知られるが、エッセイや犯罪批評、ファンタジーや童話にも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ベア
0
バス停のある風景、ワイルドホテル、暴走族、親不孝、夕焼け小焼けでを やってみたいなあと思った。コントって奥が深いものなんですね。2015/04/11
胡瓜夫人
0
キリン・フロントと通りすがりのスイカ割りがツボだった。死体ネタが多いのはなぜだろう。2014/11/29
mutou_tsusato
0
不条理劇を読みたくなり、図書館で借りる。「コント検定」の採点はしていないが、概ね面白く読めて、寸評にも納得できるものが多かった。別役実が源流であるというか、「バス停」という古風な場面設定はやはり鉄板なのか思った。現代のお笑い事情はよくわからないが、こういったコントはどういう位置に立つものなのだろうか。2011/08/16
くすこ
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掲載作品の好みが別れる。不条理だから?活字だとアレだけど、実際やってみると随分違うんだろうなあ。2011/06/18
tree
0
不条理とは言いつつ割とよく見るタイプのコント集。もう一捻り加えないと人前では出来ないだろうなというものが多い。2019/07/23
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