出版社内容情報
熾烈な競争を勝ち抜いて得た国費留学の切符、これが全ての始まりだった。ユニークな半生を通して多文化共生の道を探る自伝的エッセイ。
内容説明
インドの田舎町で生まれ育ったよぎが、日本への留学後、IT企業・日系銀行に勤務、同時にシングルファーザーとして子育てをし、カレー店などを経営しながら、区議会議員を経て、公立学校の校長になった話。豊富な経験とユニークな半生を通して、「多様性が当たり前の社会」への道を探る自伝的エッセイ。学生から大人まで必読!
目次
第1章 インドの田舎で生まれ育つ
第2章 マンションへの引っ越しと初恋
第3章 日本への留学チャンスがやってきた
第4章 日本へ行って驚いた
第5章 日本での留学生活と多様になっていく自分
第6章 在インド日系企業での勤務経験から多くを学ぶ
第7章 国際結婚と日本の入管との闘い
第8章 シングルパパをしながら町会の理事になる
第9章 日本の職場で育つ
第10章 外国人は日本のマナーを知らない
第11章 東日本大震災と情報発信不足
第12章 在日外国人のさまざまな事情
第13章 外国人児童の教育問題
第14章 日本での起業とその苦戦
第15章 外国人と日本人の真の交流・多文化共生
著者等紹介
よぎ[ヨギ]
プラニク・ヨゲンドラ。1977年、インド・マハーラーシュトラ州出身。同国・プネ大学卒業(数学・経済専攻)、同大学院修士(国際経済・労働経済)。同時に日本語と情報技術(IT)を学ぶ。1997年に国費留学生として初来日。2001年にIT技術者として来日。2012年、日本国籍を取得。みずほ銀行国際事務部付き調査役、楽天銀行企画本部本部長などを経て、2019~21年、東京・江戸川区議。2022年4月から茨城県立土浦第一高等学校・附属中学校副校長、23年4月、同校長に就任。全日本インド人協会会長も務め、都内にて飲食店および文化センターを自営。省庁、役所、企業、国際団体、大学などで講演・講義を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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