内容説明
ルネサンス学の泰斗によるラブレー研究不朽の名著。当時の言語感覚・医学・法学・政治・宗教・時事問題…ラブレーのオールラウンドな知性にせまりながら、テクストの意義を細部まで読み解く。
目次
第1章 ユマニスト的喜劇
第2章 『パンタグリュエル物語』以前のラブレー
第3章 『パンタグリュエル物語』
第4章 『一五三三年用の暦』、『パンタグリュエル占い。一五三三年用』および『パンタグリュエル物語』に対する初期の修正
第5章 『ガルガンチュア物語』および『一五三五年用の暦』
第6章 『第三之書』
第7章 一五四八年版の『第四之書』
第8章 一五四九年の『模擬戦記』
第9章 一五五二年版の『第四之書』
著者等紹介
平野隆文[ヒラノタカフミ]
1961年生。フランス(ルネサンス)文学・思想専攻。東京大学大学院人文社会系博士課程修了(文博)。現在、立教大学文学部文学科フランス文学専修・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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