• ポイントキャンペーン

アーサー・ランサムのロシア昔話 (新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 178p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784560092286
  • NDC分類 388.38
  • Cコード C0098

内容説明

ロシアへの深い愛と語りの魔法が紡ぎ出す、不思議で少し悲しい昔話11編。

著者等紹介

神宮輝夫[ジングウテルオ]
1932年生。1953年早稲田大学文学部英文科卒。児童文学専攻。青山学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱせり

6
「ピーターおじいさん」よりも大人っぽいお話が多かった。暗さや皮肉っぽさは、第一次大戦、ロシア革命のさなかに書かれた本のせいかな、とも思いました。かなりのお話が、どこかで聞いたことのあるものに似ています。他所の国に似たお話があるのも、昔話のおもしろさ、不思議さかも。2010/02/28

azimuth

2
読み慣れた西欧の民話と、設定は似てても落ちが違ったりしておもしろい。「高貴な指輪」なんかそれが顕著。ランサムが言うとおりの想像をしちゃったが、たしかに世の中そんなに甘くねえ。あと、鳥が女になる話もその逆もよく見るが、「渡り」要素があるのは初めて読んだ気がする。北国ならではか?「兵隊と悪魔」読んで思ったけど、徹底的に痛めつけても悪業にはならん対象という絶対悪(ここでは悪魔)が存在する文化って、その是非とか影響はともかく、物語は作りやすいよなあ。バイキンマンに似てなくもない。違うか。2011/10/21

aoko

1
とてもおもしろかった。特に「天国とかじや」と「二人の兄弟」。昔話に共通するところも多いけど、結末が一味ちがう。絵も雰囲気にぴったりでとてもいい。2009/05/17

リーコ

0
面白かった。特に「兵隊と死神」と「二人の兄弟」が良かった。物語に深みがあって、どれも読み応えがあった。語りがいい。こういうのまた読みたいな。2017/06/17

baアタマ

0
1984英(ランサムの原文は1913-1919辺)11篇のロシアの民話を収録。昔話でもどれも読んだことがない。(強いて言うなら「兵隊と死神」で足元に死神がいるとまだ助かるけれど、枕元だともう無理っていうのは日本昔話にもあったけど)だからわくわく楽しく読めました。火の鳥や白鳥の王女(白鳥の湖)は、バレエの演目にありますが、話は違いますが長くロシアの人の心受け継がれているものが芸術になったんですかね~。訳:神宮輝夫さん 2013/11/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/572296
  • ご注意事項

最近チェックした商品