出版社内容情報
封印された「開拓」と「軍」──そのかすかな声に耳を澄ませながら、北海道の歴史を歩く。古地図多数。
【目次】
内容説明
封印された「開拓」と「軍」―そのかすかな声に耳を澄ませながら、北海道の歴史を歩く。
目次
序章 江戸の御家人から軍神加藤少将へ
第一章 五稜郭から逃げて来た男
第二章 未完となった石狩川の半世紀
第三章 明治天皇、函館の二泊三日
第四章 朝敵の西南戦争
第五章 牡蛎とニシパと牛乳の町
第六章 屯田兵魂と隣組
第七章 加藤鉄蔵とその子・加藤建夫の勲功
第八章 軍神につづけ
終章 オオカミ
著者等紹介
渡辺浩平[ワタナベコウヘイ]
1958年生まれ。立命館大学文学部卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了後、博報堂入社。北京と上海に駐在。その後、愛知大学現代中国学部講師、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院教授を経て、北海道大学名誉教授。専門はメディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyoshi Hirotaka
19
ロシアの脅威に直面し、ロシア化されたアイヌが国境に住み、我国のプレゼンスが十分でなかった北海道が範としたのは米国流。お雇い外国人らは南北戦争を経験した軍人。さらに、日本側の指導者らも戊辰・西南戦争の経験者。これによりアイヌ政策、囚人労働、害獣駆除には米国流と薩摩流の荒っぽさが取り入れられた。一方、これは当時の世界標準。兵農一如の政策は奏功し、北海道は兵力の供給地として機能し、激戦地に投入された。国民に尊崇された撃墜王加藤建夫も輩出。共感をもって過去を眺めれば歴史は生き生きと見えてくる。それは誇るべき過去。2025/12/21




