エクス・リブリス<br> ケンジントン公園

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エクス・リブリス
ケンジントン公園

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  • サイズ 46判/ページ数 494p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560090701
  • NDC分類 963
  • Cコード C0097

出版社内容情報

「永遠の少年」をめぐる奇想天外な傑作長篇

 児童文学の歴史に燦然と輝く永遠の古典『ピーター・パン』。その生みの親J・M・バリーに着想を与え、ピーター・パンのモデルとなったルウェリン=デイヴィス家の五人兄弟のひとりで、のちに出版社社主となったピーターの自殺で物語は幕を開ける。
 続いて、バリーの幼少期のエピソードに重ね合わせるようにして語り手自身の物語が始まる。章が進むうち、この謎の語り手が、今や知らぬ者はいない子供たちのヒーロー、時を駆ける永遠の少年ジム・ヤングの冒険を描く大人気シリーズの作者ピーター・フックであることが次第に明らかになる。
 バリーが生きたヴィクトリア朝からエドワード朝にかけてのロンドンと、自らが子供時代を過ごした1960年代のスウィンギング・ロンドンを奇妙に交錯させつつ、語り手フックは『ピーター・パン』の物語とバリーの生涯をなぞっていく。だが、そこにはある恐ろしい計画が隠されていた……
 実在/架空の登場人物とビートルズらの音楽に彩られ、獰猛な想像力と「脱線の文体」で紡がれる人生の一夜(ア・ナイト・イン・ザ・ライフ)の物語。アルゼンチンの奇才が放つ、13か国、9言語に翻訳されたファンタスティックな傑作長篇。

内容説明

児童文学の歴史に燦然と輝く永遠の古典『ピーター・パン』。その作者J・M・バリーに着想を与え、ピーター・パンのモデルとなったルウェリン=デイヴィス家の五人兄弟のひとりで、のちに出版社社主となったピーターの自殺で物語は幕を開ける。続いて、バリーの幼少期のエピソードに重ね合わせるようにして語り手自身の物語が始まる。章が進むうち、この謎の語り手が、今や知らぬ者はいない子供たちのヒーロー、永遠の少年ジム・ヤングを主人公に据えた冒険小説シリーズの作者ピーター・フックであることが次第に明らかになる。バリーが生きたヴィクトリア朝からエドワード朝にかけてのロンドンと、自分が子供時代を過ごした1960年代のスウィンギング・ロンドンを奇妙に交錯させつつ、語り手は『ピーター・パン』の物語とバリーの生涯をなぞっていく。だが、そこにはある恐ろしい計画が隠されていた…

著者等紹介

フレサン,ロドリゴ[フレサン,ロドリゴ] [Fres´an,Rodrigo]
1963年ブエノスアイレス生まれ。1991年、短篇集Historia argentinaでデビュー、躍ベストセラーとなる。その後、精力的に新作を発表。1999年バルセロナに居を移し、2001年の第二長篇Mantraに続き、2003年に刊行した三作目の長篇小説Jardines de Kensingtonによって国際的に名を高め、9言語に翻訳された

内田兆史[ウチダアキフミ]
1968年生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学。明治大学政治経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヘラジカ

50
尋常でない饒舌と脱線による、めくるめく思索の冒険。架空作家が自らの人生を交えて語るJ・M・バリーの生涯は、哲学的な訓話、不穏で幻想的な物語、不思議なほど明快な文学論など、話柄が跳躍を重ねていて混沌としている。狂気すら感じられるのだが、不可解なシチュエーションや動機の解明にたどり着きたくて読むのが止められなかった。知っている数少ない作家で例えるなら、トーマス・ベルンハルトを読んだ時に覚える疲労感か。文章の密度とページ数もなかなかのもの。南米文学のなかでもかなりハードな文学作品だと思う。2022/03/14

Mark.jr

4
物語についての物語というか、久々にマニア心をくすぐる作品を読んだ気がします。2022/08/01

ぱせり

4
二つの時代の二つの狂気が、いつのまにか混ざり合い、一つになっていく。何という喧噪。見えてくるのは、狂気の町角を彷徨うたくさんの孤独な迷子たちだ。毒に当てられたような気持ちになる。暗闇に目が慣れるように、徐々に見えてくるものがあるが、罠に嵌ったような気がしている。2022/06/10

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