出版社内容情報
複雑なタイ語の文字を色分けして丁寧に解説
ちょっと複雑なタイ語の文字を、わかりやすい解説と愉快な例文でしっかり身につける画期的な一冊。カラフルな色分けで、それぞれの文字の役割が視覚的に理解できます。この文字と顔なじみになれば、タイの街角の看板だって解読可能です。また、タイ語のリズムや響きの感覚を養うために、調子のいい言い回しや表現、子供の遊びうたや詩文などを「タイ語の口」として増補しました。目や口からタイ語の魅力を満喫してください。おまけダウンロード音源付き。全身でタイ語を楽しもう!
内容説明
言いにくいんですけど、タイ文字は、実はちょっと複雑なんです。ただ、段取りのいい解説があって、ルールを覚えるぞという覚悟があれば、必ず、誰にでも習得できるのです。文字がわかる、読み書き入門。
目次
第1部 タイ語の文字について(タイ文字の成り立ち;タイ文字の顔ぶれ)
第2部 タイ語の役者たち(よく使う子音字―子音字;母音記号 ほか)
第3部 読み方問題集(単語を読む;小さなかたまりを読む ほか)
補遺 タイ語の口(基本的な動詞を使った動詞句;タイ語の地名 ほか)
著者等紹介
山田均[ヤマダヒトシ]
1959年生。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒業。仏教学と梵語を学ぶ。論文「タイ仏教僧団の研究」で小野梓学術賞。論文「タンマユット派の研究」により博士(文学、早稲田大学)。武蔵野大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お抹茶
1
タイ文字に注目した本。著者も書いているが,マスターするには時間がかかる。高子音字,中子音字,低子音字を色分けして工夫する。子音字に母音記号や声調記号が加わる。子音字の左右や上に記号を書いてセットで一つの音を表したりする。末子音字が後ろに来ると,形を変える母音記号もある。タイを感じる諺も紹介している。パクチーを振りかけるผักชีโรยหน้า=お茶を濁す,象にまたがってバッタを捕らえる=利益に見合わぬ投資をする,水牛を屠ったのなら唐辛子を惜しむな=大きなことをする時には最後のけちは禁物。2025/08/03
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