出版社内容情報
初級で学んだロシア語の「意識化」をめざすために
バフチンやヤコブソンなどのロシア文化・思想の研究の一方で、長年にわたり大学でのロシア語教育にも携わってきた著者が、初級の項目から見えるロシア語の「深層」を案内します。初級の項目でありながらも教科書や自習学習書で扱わないことがら、深く踏み込まれることの少ない事項などを取り上げます。英語や日本語との比較も加えました。初級を終えた学習者にも、ロシア語を教える立場の方にも有益です。もう一歩先のロシア語理解を目指す、これまでにない画期的な解説本。
内容説明
初級を終えた学習者にも教える立場の方にも!ロシア思想・文化の研究者にして長年にわたりロシア語教育にも携わってきた著者が案内する、初級の項目から見えるロシア語の深層。
目次
1 ロシア語との出会い(文字と発音を中心に)(新奇な文字にどう親しむか;アルファベットはどうおぼえるか ほか)
2 名詞と動詞(名詞の性の見分け方;数は英語にもあるが ほか)
3 形容詞、数詞、代名詞、前置詞(すべての形容詞が短語尾形をもっているわけではない;短語尾形か長語尾形のいずれかしか使わないケース ほか)
4 文章表現(бытьの「現在形」;естьを用いない例 ほか)
5 語彙(辞書にも限界がある;ロシア語と英語と日本語のずれ ほか)
著者等紹介
桑野隆[クワノタカシ]
元早稲田大学教授。ロシア文化・思想専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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