出版社内容情報
「しまくとぅば」を愛する人に
「おきなわ」が「うちなー」に、「ひとり」が「ちゅい」など、日本語と似ているようで似ていない沖縄のことば。それは日本語と同じ祖先をもちながら、独自の変化を遂げたためです。しかも、那覇と首里ほどの距離でも異なるほど、豊かなバリエーションがあります。沖縄本島で話される沖縄語をはじめ、奄美から与那国までの一帯に広がる琉球諸語を見渡し、その歴史をさかのぼります。日本語の親戚ともいえる、このことばの成り立ちと変遷が見えてきます。
内容説明
「しま」がちがえばことばが変わる。那覇と首里ほどの距離でも異なるほど、バリエーション豊かな沖縄のしまくとぅば。沖縄本島をはじめ、奄美から与那国までの一帯に広がる琉球諸語を見渡し、歴史をさかのぼる。日本語の親戚ともいえる、このことばの成り立ちと変遷が見えてくる。
目次
1章 日本語と沖縄語(日本語と沖縄語のちがい;日本語と沖縄語の共通点;言語に「親族関係」があるのか)
2章 琉球諸語の多様性(「しま」がちがえばことばも変わる;音のちがいと変化;語の意味や使い方のちがいと変化)
3章 比較から琉球語をさかのぼる(祖語とは;琉球諸語の祖語を比べる;琉球祖語のすがた)
著者等紹介
島袋盛世[シマブクロモリヨ]
琉球大学教授。ジョージア大学卒、同大学で修士号、ハワイ大学マノア校で博士号取得。専門は比較言語学、音韻論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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