キリスト教一千年史〈上〉―地域とテーマで読む

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キリスト教一千年史〈上〉―地域とテーマで読む

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560084571
  • NDC分類 192
  • Cコード C0022

出版社内容情報

イエスの誕生と死から千年間の歴史を、ヨーロッパからインドや中国まで、かつてない地理的な広がりのなかで、わかりやすく語る。発展と多様性の歴史
 本書は1世紀のナザレのイエスから西暦1000年ごろまでのキリスト教世界を、章ごとに人物、地域、重要な概念をテーマとして、広大な地域・長大な時間軸をわかりやすくまとめたものである。
 教会の中心的な信仰の定式化、独特な慣行の発展、最も長続きしている制度の確立は、最初の5世紀間に起こった。さらなる500年でこの宗教は、はるか遠方まで到達する一方で、かなりの地域がイスラームの支配下に入るという激動も経験した。
 教会の歴史は単なる一宗教共同体の歴史ではなく、古代世界のさまざまな文化を作り替えた。アルメニア文字のように、聖職者が生み出した文字が現在まで使われている言語もある。教会は各地で隣り合う王国間のパワーバランスによって揺れ動き、また民族の独自性に寄り添い異なる形で発展していった。よく知られる正教会よりも東にはシリア語圏の教会が存在し、アジアへの伝道に大きな役割を果たした。初期のキリスト教美術はどんなものだったか、現存するシステムはどのように成立していったか。波瀾の歴史を語る36章!

ロバート・ルイス・ウィルケン[ウィルケン]
1936年生まれ、シカゴ大学でPh.D.を取得。ヴァージニア大学名誉教授。元アメリカ宗教学会会長、現北米教父学会会長。邦訳は他に『ローマ人が見たキリスト教』(ヨルダン社、1987年)、『古代キリスト教思想の精神』(教文館、2014年)。

大谷 哲[オオタニ サトシ]
筑波大学人文学類卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、博士(文学)、西洋史学専攻 現在、東北大学大学院文学研究科専門研究員、立教大学他非常勤講師

小坂 俊介[コサカ シュンスケ]
東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、博士(文学)、西洋史学専攻 現在、東北大学助教

津田 拓郎[ツダ タクロウ]
東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了、博士(文学)、西洋史学専攻 現在、愛知県立大学他非常勤講師

青柳 寛俊[アオヤギ ヒロトシ]
千葉大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程在学、西洋史専攻

内容説明

イエスの誕生と死から西暦1000年までのキリスト教世界を、章ごとに人物、地域、重要な概念をテーマとして、広大な地域・長大な時間軸を対象にわかりやすくまとめる。

目次

エルサレムでのはじまり
エフェソス、ローマ、エデッサ―キリスト教の拡大
キリスト教共同体の形成
内部の分裂
カタコンベを建設する
教養ある信仰―アレクサンドリアのオリゲネス
迫害―カルタゴのキプリアヌス
キリスト教徒皇帝―コンスタンティヌス
ニカイア公会議とキリスト教の信条
修道制
キリスト教的エルサレム
皇帝ユリアヌス、ユダヤ人、キリスト教徒
司教と皇帝―アンブロシウスとテオドシウス
建築と芸術
音楽と礼拝
病人、老人、貧者―病院の誕生
教皇としてのローマ司教
キリスト教社会のルール―カノン法
ヒッポのアウグスティヌス

著者等紹介

ウィルケン,ロバート・ルイス[ウィルケン,ロバートルイス] [Wilken,Robert Louis]
1936年生まれ、シカゴ大学でPh.D.を取得。ヴァージニア大学名誉教授。元アメリカ宗教学会会長、元北米教父学会会長

大谷哲[オオタニサトシ]
筑波大学人文学類卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、東北大学博士(文学)、西洋史学専攻。現在、東北大学大学院文学研究科専門研究員、立教大学他非常勤講師

小坂俊介[コサカシュンスケ]
東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、東北大学博士(文学)、西洋史学専攻。現在、東北大学助教

津田拓郎[ツダタクロウ]
東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了、東北大学博士(文学)、西洋史学専攻。現在、愛知県立大学他非常勤講師

青柳寛俊[アオヤギヒロトシ]
千葉大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程在学、西洋史学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nata

1
キリスト教が成立し、組織化されて各地へ広まる過程を描く。上巻は大体ローマで受け入れられるまでが中心。2020/01/12

TK39

1
ローマがキリスト教世界で独自の地位を確立した理由が書かれており、勉強になった。ペテロが使徒第一位にあり、殉教した事がきっかけだが、それだけで今の地位があるのではないという事が分かった。2017/01/23

koochann

0
キリスト教成立後ほぼ500年の歴史が詳細。福音に忠実ながら従来の常識を覆す刺激的な本。1世紀にはイースターがまだ未確立。宗教的な意味づけをもたせながら確立していく過程の議論、新約聖書27巻の成立も長い間の慣例で確立していったということが詳しい。教会への迫害は250年に始まることも常識外。従ってカタコンベの意味合いも、墓における死者との合同礼拝の意味があり、必ずしも迫害を恐れての地下礼拝ではなかったということにも、長年の誤解・謎がやっと分った気がする。ニカイア公会議などで信条の確立していく過程も分りやすい。2017/02/08

ckagami

0
読んでいなかったところ拾い読み。4、5世紀の修道制と公会議。込み入った議論もわかりやすく書かれている。2021/08/29

ckagami

0
序盤のみ読了。読みやすい筆致で、歴史としてのキリスト教の始まりが書かれていて、聖書の構成や使徒たちの果たした事績についてわかる。2020/09/05

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