第二次世界大戦1939‐45〈中〉

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第二次世界大戦1939‐45〈中〉

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  • サイズ B6判/ページ数 520p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560084366
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C0022

出版社内容情報

未曾有の大戦の全容を網羅し、明瞭かつ精彩に描いた通史。英国の戦史ノンフィクション作家による全三巻の超大作。

半藤一利氏推薦! 正しい「歴史認識」のための必読書

 「東西の戦史の全容を網羅した決定版であり、正しい『歴史認識』のための必読書である」半藤一利
 ノモンハン事件から、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、スターリングラード戦、アウシュヴィッツ、ノルマンディー上陸作戦、ベルリン陥落、沖縄戦、東京大空襲、広島・長崎への原爆投下までを描く超大作。
 記述は、各国元首たち、戦闘司令官の動向や思惑といった鳥瞰的な「鳥の目」を中心に、ビーヴァーが得意とする、市民や兵卒、犠牲者などの「虫の目」が随所に光る。また、戦闘の描写は精彩に富み、アジアや欧州中小国、中東やアフリカに目を配って幅広い戦域を包含し、まさに世界大戦の全容を把握できる。
 やはり気になるのは、日本がどう描かれているかということだろう。難しいテーマが多いが、最新の研究成果を採り入れ、日本軍の蛮行にも触れ、厳格に論じている。
 ビーヴァーの筆力と情報力は他の追随を許さず、質量ともに圧巻ともいうべき本書は、世界二四か国で刊行、大反響を巻き起こしている「決定版」。

【著者紹介】
1946年生まれ。戦史ノンフィクションの世界的ベストセラー作家。バークベック・カレッジ、ケント大学客員教授。『スターリングラード 運命の攻囲戦』でサミュエル・ジョンソン賞、ウルフソン歴史賞、ホーソーンデン賞受賞、『ベルリン陥落1945』でロングマン歴史賞受賞、『スペイン内戦1936-1939』でラ・ヴァンガルディア・ノンフィション賞受賞、その他の訳書に『ノルマンディー上陸作戦1944 上下』『パリ解放1944-49』などがある。

内容説明

ミッドウェー海戦からスターリングラード戦、クルスク戦車戦、アウシュヴィッツまで、大戦の全体像を明解かつ精彩に描いた、英国の泰斗による通史。口絵・地図多数収録。

目次

中国とフィリピン 一九四一年十一月~一九四二年四月
戦火は世界に 一九四一年十二月~一九四二年一月
「ヴァンゼー会議」と死の収容所 一九四一年七月~一九四三年一月
日本軍の占領と「ミッドウェー海戦」 一九四二年二月~六月
砂漠戦の敗北 一九四二年三月~九月
「ブラウ(青)作戦」―ふたたびソ連を攻める 一九四二年五月~八月
太平洋の反撃 一九四二年七月~一九四三年一月
スターリングラード 一九四二年八月~九月
「エル・アラメインの戦い」と「トーチ作戦」 一九四二年十月~十一月
南ロシアとチュニジア 一九四二年十一月~一九四三年二月
カサブランカ、ハリコスチュニス 一九四二年十二月~一九四三年五月
ドイツ占領下の諸相 一九四二年~一九四三年
「大西洋の戦い」と「戦略爆撃」 一九四二年~一九四三年
太平洋、中国、ビルマ 一九四三年三月~十二月
「クルスクの戦い」 一九四三年四月~八月
シチリア島からイタリア本土へ 一九四三年五月~九月
ウクライナと「テヘラン会談」 一九四三年九月~十二月
ガスによる「ショア(大量虐殺)」 一九四二年~一九四四年

著者等紹介

ビーヴァー,アントニー[ビーヴァー,アントニー] [Beevor,Antony]
1946年生まれ。ウィンチェスター・カレッジとサンドハースト陸軍学校で学び、軍事史家ジョン・キーガンの薫陶を受ける。第11騎兵連隊将校として軍務についたのち、戦史ノンフィクションの世界的ベストセラー作家として、活躍を続けている。バークベック・カレッジ、ケント大学客員教授。『スターリングラード 運命の攻囲戦1942‐1943』(朝日新聞社)でサミュエル・ジョンソン賞、ウルフソン歴史賞、ホーソーンデン賞受賞、『ベルリン陥落1945』(白水社)でロングマン歴史賞受賞、『スペイン内戦1936‐1939』(みすず書房)でラ・バングアルディア・ノンフィクション賞受賞

平賀秀明[ヒラガヒデアキ]
1956年生まれ。早稲田大学卒業。中国通信社、共同通信社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

52
1942~44年、つまり「連合国」が本格的反攻に転じていくプロセスを、トピックごとにまとめている。歴史書というよりは読み物的要素の強いドキュメンタリーであり、戦略爆撃にやや批判的な論調があったり、最後に「ショア」つまりナチスの絶滅政策がまとめてあるため、戦争の実相を読み手に感じさせる面もあるが、特に連合国首脳陣の丁々発止の駆け引きやら将軍達の当てこすりあいなど、エンターティンメント的面を強く感じる。相変わらずアジア方面の記述は薄め。あと翻訳の際「連合国」を注釈なしに「国際連合」とすることには疑問を感じる。2020/05/17

funuu

17
「スターリングラードの戦い」には戦略面にはすぐれた天才は必要なかった。農民の狡猾さと、人命を決然として消費できる非情さだけが必要だったのだ。トランプ氏の出現で外交は、やはりパーワー オブ バランス。日本もいかに生き残るか考えるのが必要。2016/05/08

Miyoshi Hirotaka

16
20世紀の二大独裁者の特徴がよく捉えられている。ヒトラーは業務的意思決定に口を出す。企業でいうと社長直轄プロジェクトをやるタイプ。一方、スターリンはミドルの提案を承認するタイプ。前者は当たり外れが大きい。ソ連が準備不足だった序盤戦には奏功したが、戦力が拮抗してきた中盤戦になると外れのダメージがボディーブローのように効き始めた。それに対して、ボトムアップの計画は外れても原因や責任が特定できる。いわゆるPDCAが回り始める。しかし、それはより効果的な計画、所謂、無差別都市爆撃や原爆投下へとつながっていった。2022/09/02

BLACK無糖好き

13
中巻は1942年の日本軍フィリピン上陸から1943年のテヘラン会議まで。最終章にはドイツによるユダヤ人ガス殺の始まりにも触れている。ドイツが東西の戦線で徐々に押され始めるが、独ソ戦の凄まじさには圧倒される。クルスク周辺で赤軍将校が目にした、地平線まで続く広大な空間に数千人のロシア兵とドイツ兵が、完全に凍りついて固まっていたという身の毛もよだつような光景に関する描写は、読んでるこちらも固まりそうでした。又、蒋介石が外交を駆使して1942年新疆省から鉱物資源目当てのソ連の進出を排除した件も興味深い。 2016/03/02

勝浩1958

11
第18章”戦火は世界には「一九三九年八月の「ノモンハン事件」におけるソ連軍の勝利は、日本に「南進」政策の転換をうながし、結果的にアメリカを巻きこむうえで一定の役割を果たしただけでなく、スターリンが在シベリアの各師団を西方に移動させ、モスクワ攻略というヒトラーの企図を挫くことにもつながった。」とある。ノモンハンの敗北の大きさが窺い知れます。 ドイツは自国で石油を賄えないので、コーカサス地方のバクー油田を奪取しようと企図し、日本は仏領インドシナの油田を狙った。いっぽう、アメリカとソ連は自国に豊富に石油がある。2021/09/04

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