出版社内容情報
日露戦争に刺激されて帝国主義に抗する思想を構築し、現代の中印・イスラーム世界をかたち作る源泉となった思想家たちを追う。
【著者紹介】
1969年、インドのウッタル・プラデーシュ州生まれ。作家、エッセイスト。英国王立文学会会員。1992年からインド国内の新聞・雑誌を中心に執筆活動を始め、現在は主に『ニューヨーク・タイムズ』『ガーディアン』『ニューヨーカー』など米英の主要紙誌に寄稿している。2007~08年、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン客員研究員。2014年、イェール大学主宰のウィンダム=キャンベル賞(ノンフィクション部門)を受賞。
内容説明
近代化に直面した知識人たちの情熱と苦悩。現代の中国、インド、イスラーム世界をかたち作る源泉となった知識人・活動家たちの足跡を追い、大きな歴史地図の中に今の国際情勢を位置づける意欲作!
目次
第1章 隷属するアジア
第2章 アフガーニーの風変わりなオデュッセイア
第3章 梁啓超の中国とアジアの運命
第4章 一九一九年、世界史の転換
第5章 タゴール、東亜へ行く―亡国から来た男
第6章 作り直されたアジア
著者等紹介
ミシュラ,パンカジ[ミシュラ,パンカジ] [Mishra,Pankaj]
作家、エッセイスト。英国王立文学協会会員。1969年、インドのウッタル・プラデーシュ州生まれ。アラハバード大学卒業後、ネルー大学大学院で英文学を専攻。1992年からインド国内の新聞・雑誌を中心に執筆活動を始め、現在は『ニューヨーク・タイムズ』『ガーディアン』『ニューヨーカー』など、米英の主要紙誌に寄稿している。2007~08年、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン客員研究員。2014年、イェール大学主宰のウィンダム=キャンベル賞(ノンフィクション部門)を受賞
園部哲[ソノベサトシ]
翻訳家。一橋大学法学部卒業。ロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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