内容説明
働き方改革やハラスメントなど、企業における今もっとも大きな課題の1つに人事労務問題がある一方、社内規程の整備やトラブルが起きた際の対応に経験豊富な担当者ばかりとは言えません。本書は、68の参考になる労働判例を1、雇用契約の終了、2、雇用契約の条件、3、健康問題、4、ハラスメントのカテゴリーに分け、1項目4頁で構成。裁判例がなぜトラブルになったのかを分析し、そこから「それではどうすればよかったのか」を導きます。今日にでも自社内で相談があがってくる身近なイメージをもって、対応のポイントを読み進めることができます。さらに、本シリーズおなじみのおまけ小説=法務の小枝ちゃん(今回は関西弁バージョン)で、楽しくテーマを再確認できます。
目次
第1章 雇用契約の終了(アルバック判決事件;シュプリンガー・ジャパン事件 ほか)
第2章 雇用契約の条件(日本ケミカル事件;ケンタープライズ事件 ほか)
第3章 健康問題(国・宮崎労基署長(宮交ショップアンドレストラン)事件
サニックス事件 ほか)
第4章 ハラスメント(乙山青果ほか事件;エターナルキャストほか事件 ほか)
著者等紹介
芦原一郎[アシハライチロウ]
弁護士法人キャスト/パートナー。週刊東洋経済「依頼したい弁護士」25人、司法試験考査委員(労働法)。労働法、会社経営、保険法、リスクマネジメント、民暴対策などが専門。早稲田大学法学部とボストン大学ロースクールを卒業。日本(1995年、47期)と米ニューヨーク州(2006年)で弁護士登録、証券アナリスト登録(CMA、2013年)
佐山寧秀[サヤマヤスヒデ]
しろくま法律事務所/代表弁護士。東北大学法学部、東北大学法科大学院を卒業。2014年に弁護士登録(67期)
中野知美[ナカノトモミ]
弁護士法人かなめ/パートナー。香川大学法学部、大阪大学大学院高等司法研究科を卒業。2013年に弁護士登録(66期)
畑山浩俊[ハタヤマヒロトシ]
弁護士法人かなめ/代表弁護士。関西大学法学部、東北大学法科大学院を卒業。2013年に弁護士登録(66期)
米澤晃[ヨネザワアキラ]
弁護士法人かなめ/副代表弁護士/中小企業診断士。同志社大学法学部、神戸大学法学研究科を卒業。2013年に弁護士登録(66期)。2020年中小企業診断士登録
淺田祐実[アサダユミ]
弁護士法人かなめ/アソシエイト。同志社大学法学部法律学科、大阪大学大学院高等司法研究科を卒業。2019年に弁護士登録(72期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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