出版社内容情報
ドイツからロシア宮廷に嫁ぎ、才知と意志、鋭い政治感覚で長年君臨した、「一人の女」の波瀾の生涯。受賞多数の傑作評伝!
【著者紹介】
1929年、米ケンタッキー州生まれ。歴史作家。邦訳作品に『ニコライ二世とアレクサンドラ皇后――ロシア最後の皇帝一家の悲劇』、『ロマノフ王家の終焉――ロシア最後の皇帝ニコライとアナスタシア皇女をめぐる物語』、『旅路――血友病と闘った夫妻の記録』がある。
内容説明
才知と野心に満ちた女帝の素顔とは?生まれはドイツの小公国。わずか14歳で皇妃となるべく大帝国ロシアにやってきた少女は、その強い意志力でみずからの運命を「皇妃」から「皇帝」へと変えてみせた。ロシア王朝史の重鎮が迫真の筆致で描く、波瀾万丈の歴史絵巻!
目次
第1部 ドイツの公女(ゾフィーの幼少期;ロシアに呼ばれる ほか)
第2部 辛い結婚生活(ジューコワ事件;のぞき穴 ほか)
第3部 誘惑、母性、対決(サルトゥイコフ;後継ぎの誕生 ほか)
第4部 「時は来たれり!」(パーニン、オルロフ、そしてエリザヴェータの死;ピョートル三世の短い治世 ほか)
著者等紹介
マッシー,ロバート・K.[マッシー,ロバートK.] [Massie,Robert K.]
1929年、米ケンタッキー州生まれ。歴史作家としてのデビュー作はNicholas and Alexandraで、ロシア最後の皇帝ニコライ二世とその妃アレクサンドラの伝記。この作品はベストセラーとなり、ハリウッドで映画化され、アカデミー賞美術賞と衣装デザイン賞を受賞した。その後もロシアのロマノフ王朝に関する著作を発表。1981年にはピョートル大帝の伝記Peter the Great:His Life and Worldでピュリツァー賞(伝記部門)を受賞
北代美和子[キタダイミワコ]
1953年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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