出版社内容情報
フランスワインをめぐる歴史、文学、芸術の逸話の数々。カミュが最期に飲んだワイン、ゴッホが描いたブドウ園──飲んでから読んでも、読んでから飲んでも、楽しい一冊。
内容説明
もっと楽しい一杯のために。フランスワインにまつわる33のエピソード。
目次
フランスワインを知るには呼称から
藤田嗣治とシャンパーニュ
シャンパンの歴史を変えた二人の女性
英国王室とシャンパン
パリのワイン「クロ・モンマルトル」
バルザックの作品を彩るロワールのワイン
ラブレーの精神を受け継ぐ騎士団
時代に翻弄されたワインとブドウ
ブショネのポマール一九〇五年―映画『肉体の悪魔』より
カミュが最期に飲んだワイン〔ほか〕
著者等紹介
須藤海芳子[スドウミホコ]
1968年東京生まれ。ワインアドバイザー(社団法人日本ソムリエ協会)、シュヴァリエ(シャンパーニュ騎士団)、シュヴァリエ(フランスチーズ鑑評騎士の会)。明治学院大学文学部フランス文学科卒業。メルシャン株式会社勤務を経てフリーランスになり、現在は雑誌・書籍でワインと食を中心に執筆活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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和草(にこぐさ)
12
ワインのことは全然知らないので色々な香り、風味があることを知りました。ゆっくり風味を楽しみながら飲んでみたいと思います。2014/06/16
viola
4
まだ出版されて2か月くらいなのに、画像がないのは何故?フランスワインに関係する逸話が33も収録されていて、映画や文学、偉人に多く触れられています。それぞれのタイトル自体はとても興味深いのですが、ちょっと浅いというか・・・・ただ頭を通り抜けただけで、読み終わって得たものが何もない気がする、という気がしてなりませんでした。シャトー・マルゴーがサードラベルを造ることを決めたと知ったくらいで、残念。文章が下手とかそういうわけではないのだけれど、何でだろう。33ではなくて15くらいにしたらまた違ったかもしれません。2012/01/04
bibi
1
地方別にエピソードが語られていて、ワイン初心者としては楽しめました。覚えることもいっぱいありますね。知識があればよりワインを楽しめるでしょう。地図が添えられているのがわかりやすくてありがたし。2023/02/03
sera
0
フランス各地で飲まれているワインと文化に触れられている。そのワインについてのお話などかかれてます。2017/10/03
さく
0
お昼に食事会があるので、小ネタ集めようと読んでみた。めちゃくちゃ面白い。2021/09/18