出版社内容情報
『ルネサンスの音楽』に引きつづき、バロックの時代の音楽を扱う。本書では古典=ロマン主義時代との境界を定めることによって、バロック音楽の特色を浮き上がらせている。バロックの時代精神のなかに、バッハの「原型」を、ひいては「音楽の価値」を抽出している第6章は本書の圧巻である。
目次
第1章 「バロック」という言葉の音楽への適用
第2章 「バロック」という言葉の音楽史記述への導入
第3章 音楽における「バロック」という言葉の意味
第4章 諸芸術の同時性
第5章 音楽史における「バロック」という言葉の適合性と必然性
第6章 バロック音楽の様式的諸形態と表現手段
第7章 音楽におけるバロックの境界と時代区分
第8章 バロックの音楽における国民と社会
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