白水Uブックス 海外小説永遠の本棚<br> トランペット

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トランペット

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  • サイズ 新書判/ページ数 302p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560072486
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

深夜の教会に忍び込む少年たち、三百五十年の歳月を生きる老女。人生の苦味や儚さを精緻な筆で描く傑作選。エドワード・ゴーリー挿絵。

内容説明

天使像が持つ木製のトランペットを吹き鳴らしたら、いったい何が起こるのか。深夜の教会に忍び込んだ二人の少年の冒険を描く「トランペット」。ある暑い日、ロンドンの喫茶店で出会った男が語り続ける同居女性の失踪話に薄気味悪さがにじむ「失踪」。三百五十年の歳月を生きてきた老女の誕生日にお屋敷に招かれた少女の話「アリスの代母さま」ほか全7篇、繊細な描写に仄かな毒と戦慄がひそむデ・ラ・メア傑作選。

著者等紹介

デ・ラ・メア,ウォルター[デラメア,ウォルター] [de la Mare,Walter]
イギリスの小説家・詩人・児童文学作家。1873年、ケント州チャールトンで17世紀にフランスから移住したユグノー教徒の家系に生まれる。セント・ポール大聖堂の聖歌隊学校で学内誌に詩や短篇を発表。同校を中退後はアメリカの石油会社のロンドン支社で働きながら創作に励んだ。第一詩集『幼年の歌』(1902)、長篇小説『ヘンリー・ブロッケン』(1904)で注目を集め、1908年、職を辞して作家生活に入る。長篇『侏儒の回想録』(1921。ジェイムズ・テイト・ブラック文学賞受賞)など多くの著作があり、子供の想像力や幻想の世界を繊細に描いた作品で独自の文学的地位を築いた。児童文学の分野では『子供のための物語集』(1947)でカーネギー賞を受賞。1956年死去

和爾桃子[ワニモモコ]
慶應義塾大学中退、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

23
「失踪」たまたまカフェで目が合ったのが運の尽き。振りかかった運命を延々きかされるうちだんだんイライラしてくるのがわかる。「トランペット」聖書の天使登場エピソードがずらずら出てくる。「ミス・ミラー」彼女は幻?「アリスの教母さま」代替わりしたら古き者はいなくなるのかな。2023/10/15

ぱせり

5
収録されているのは七つの物語に幽霊や精霊たちが闊歩するような話はなかった。それなのに不思議な物語を読んだと感じる。幽霊より生きた人間が不気味なのは、ないものを人は想像でつくりだしてしまうから。あるものを想像でゆがめてしまうから。不思議なものなどないはずなのに何かあるような気配。何かが聞き耳をたてているよう。2023/08/10

おだまん

5
デ・ラ・メア初読みです。 表題とゴーリーの挿絵に惹かれて。 ウィットに富んだ大人の文学。英語で読めたらそういうところをもっと感じられるのかも。 確かにゴーリーの絵が合う作風。2023/07/23

timeturner

4
何が面白いのかよくわからない話もあったけど、じっとりべったりおぞましい「失踪」、つらくて胸がずきずきする表題作、何度読んでもぞっとしながら笑っちゃう「アリスの教母さま」、ロマンチックだけど甘すぎず、ドライだけどシニカルではない「姫君」が印象に残った。2023/07/17

むすび

0
直近で読んだのはダン・アダン・デリーだったものだから雰囲気の違いに驚いた。レーベルを見ればそりゃそうか? 訳者あとがきに、読んでいて背筋の伸びるような訳者の態度が表れていて印象深い。各篇の解説も時代や文化を踏まえている。ただ訳文にはちょっと首を捻ることがしばしば。特に「失踪」のくだけた台詞が現代風に過ぎる気がする。19世紀末~20世紀初頭の舞台で「ガチで」は笑ってしまった。 複雑な葛藤を抱える少年達の無謀な冒険「トランペット」、奢侈を極めた買い物で復讐に興じる「お好み三昧――風流小景」が好き。2025/04/12

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