グローバル・サウスはいま<br> 新自由主義下のアジア

個数:
  • ポイントキャンペーン

グローバル・サウスはいま
新自由主義下のアジア

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)をご利用いただけます。
    【カートに入れる】を選択後に全国店舗の中からお受け取り店をご指定下さい。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623076260
  • NDC分類 302.2
  • Cコード C3331

内容説明

戦後、脱植民地化の時代を迎えたアジアは、各国が経済発展を模索するなかでグローバル資本主義と接合し、世界の成長地域として21世紀を迎えた。とくに中国は、改革開放に転じて30年で世界第2の経済大国となり、アジア太平洋地域で覇権を行使する意思を明確にしている。本書では、第2次世界大戦や冷戦の歴史をふまえて、アジアの現状を正確に知り、アジアの人々とどう向き合うかを展望する。

目次

グローバル化時代のアジア―脱植民地化と冷戦を超えて
第1部 アジアの変容(東南アジアと中国―統合する小国と復権する大国;朝鮮半島の安全保障;東アジアにおける日本の新たな役割;南アジアの宗教と人間の安全保障;アジアン・ムスリム・ネットワーク;アジアの人身売買問題―越境する暴力とガヴァナンス)
第2部 アジア諸国の課題(韓国―「財閥共和国」の行方;中国―改革開放以降の中国新移民と僑郷の変容;フィリピン―移民経済のエンクロージャー;ベトナム―ドイモイの下で存在感を増す「平民」達;カンボジア―文化復興を先導するアンコール遺跡保存官の養成;マレーシア―多民族国家の成長の行方;タイ―混迷する民主化;インド―新自由主義が開けた「パンドラの箱」)

著者等紹介

藤田和子[フジタカズコ]
1940年生まれ。1963年東京大学教養学部卒業、1966年東京大学大学院社会学研究科修士課程修了、国際学修士。現在、宇都宮大学名誉教授

文京洙[ムンギョンス]
1950年生まれ。中央大学法学部卒業、法政大学社会科学研究科修士課程修了、博士(地域政策学)。現在、立命館大学国際関係学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

安保法制、民主化、移民、経済格差、ASEAN共同体…戦争の20世紀を超えて、アジアはどこへ向かうのか。戦後、脱植民地化の時代を迎えたアジアは、各国が経済発展を模索するなかでグローバル資本主義と接合し、世界の成長地域として21世紀を迎えた。とくに中国は、改革開放に転じて30年で世界第2の経済大国となり、アジア太平洋地域で覇権を行使する意思を明確にしている。本書では、第2次世界大戦や冷戦の歴史をふまえて、アジアの現状を正確に知り、アジアの人々とどう向き合うかを展望する。



はしがき

序 章 グローバル化時代のアジア(藤田和子・文 京洙)
    ??脱植民地化と冷戦を超えて
 1 第2次世界大戦後70年
 2 変容する米国主導の国際秩序
 3 戦後70年の日本とアジア
 4 本書の構成と各章の内容

 第?部 アジアの変容
第1章 東南アジアと中国(藤田和子)
    ??統合する小国と復権する大国
 1 ASEAN共同体の創設と地域
 2 冊封体制と植民地体制
 3 脱植民地化と冷戦
 4 交易の海はいま??21世紀の課題

第2章 朝鮮半島の安全保障(金 光旭)
 1 一国の安全保障
 2 冷戦後の安保地形の変化
 3 中韓間の政経連携
 4 米中安保ディレンマの狭間
 5 深まる孤立の国
 6 日中韓の安保協力

第3章 東アジアにおける日本の新たな役割(文 京洙)
 1 安保法制??日米同盟の新局面
 2 戦後民主主義の危機と東アジア
 3 米国のアジア政策と日本

第4章 南アジアの宗教と人間の安全保障(ジョルジオ・シャーニー)
 1 植民地統治下における「宗教」の構築
 2 分割の亡霊??ポストコロニアル南アジアにおける共同体間暴力
 3 南アジアにおける「対テロ戦争」と人間のインセキュリティ
 4 南アジアの文脈でのポスト世俗主義

第5章 アジアン・ムスリム・ネットワーク(鈴木規夫)
 1 ムスリムのネットワーク性
 2 ハッジのアクチュアリティ
 3 「13世紀世界システム」とアジアン・ムスリム・ネットワークの形成
 4 ダーイシュをめぐり輻輳するネットワーク
 5 ネットワーク拡張の近未来

第6章 アジアの人身売買問題(山根健至)
    ??越境する暴力とガヴァナンス
 1 現代アジアの人身売買問題
 2 人身売買対策の現状??規範の伝播と制度の形成
 3 人身売買問題のガヴァナンスと市民社会組織
 4 人身売買対策の課題??越境型暴力との苦闘

 第?部 アジア諸国の課題
第7章 韓 国(鄭 章淵)
    ??「財閥共和国」の行方
 1 「財閥共和国」の成立とその実像
 2 民主化とグローバル化に揺れる韓国経済
 3 財閥改革論議の混迷と経済民主化
 4 財閥改革の推進と経済民主化のために

コラム1 韓国ソンミサン・マウルの試み(大津健登)

第8章 中 国(小木裕文)
    ??改革開放以降の中国新移民と僑郷の変容
 1 国際移民環境下での中国新移民
 2 中国新移民と僑郷の変容の事例
 3 中国新移民の多様化と中国社会

コラム2 中国のユーラシア構想(パレパ・ラウラ-アンカ)

第9章 フィリピン(福島浩治)
    ??移民経済のエンクロージャー
 1 開発と経済成長の現段階
 2 フィリピン経済からみた海外就労政策の40年
 3 移民経済のエンクロージャー
 4 「略奪システム」から「抵抗の回路」へ

コラム3 ピナトゥボ火山噴火と故郷を追われたアエタの人々(仲田和正)

第10章 ベトナム(栗原浩英)
    ??ドイモイの下で存在感を増す「平民」達
 1 ドイモイの30年
 2 一党体制と「民意」
 3 「平民」による自己主張の開始
 4 ベトナムはどこへ向かうのか

コラム4 ベトナムで親を介護(小松みゆき)

第11章 カンボジア(石澤良昭)
    ??文化復興を先導するアンコール遺跡保存官の養成
 1 カンボジア大虐殺から国家再建に向けて
 2 日本主導によるアジア外交の成果
 3 アンコール・ワット修復を通じて平和構築へ
 4 文化復興を先導するアンコール・ワット人材養成活動
 5 遺跡の修復と人材養成
 6 文化遺産の啓蒙教育および環境保全教育
 7 グローバル・アジアと文化的独自性の再発見

第12章 マレーシア(井出文紀)
    ??多民族国家の成長の行方
 1 マハティールの引退と議会演説
 2 独立以来のマレーシアの政策展開
 3 ポスト・マハティールの環境変化
 4 連立体制と首相への信任低下、批判の声

コラム5 インドネシア・アチェ州の津波災害と復興(阪本将英)

第13章 タ イ(水上祐二)
    ??混迷する民主化
 1 2つに分断された国民と「民主主義」
 2 タクシン政権下で生み出された分断
 3 挫折した脱タクシン体制
 4 赤と黄のデモ合戦
 5 2014年クーデター後のタイ民主化の行方

コラム6 バングラデシュにおける水災害と人々の適応(大倉三和)

第14章 インド(加藤恒彦)
    ??新自由主義が開けた「パンドラの箱」
 1 独立後の輸入代替産業育成政策から経済自由化へ
 2 新自由主義経済政策の光と闇
 3 インドにおける左翼政党の独立後の状況
 4 「左翼戦線」政府の農村政策と都市政策
 5 州政府の鉱物資源開発政策と住民・毛沢東派の抵抗

関係年表
人名索引
事項索引

藤田 和子[フジタ カズコ]
編集

文 京洙[ムン ギョンス]
編集