出版社内容情報
キリスト教のみならず、ユダヤ教やイスラム教などとの関連を含めて、古代から今日まで、フランス国内に現われたすべての宗教を歴史的に解き明かした興味深い「フランス宗教史」。ガリアの地をめぐるエヴァンジェリスト(伝道者)たちを描きながら、フランス人の民族としての心のありかを探った好著。
目次
第1章 古代宗教からキリスト教の確立まで
第2章 ゲルマン人侵入からカロリング朝確立まで
第3章 キリスト教国フランス
第4章 宗教改革から啓蒙主義時代まで
第5章 世俗化するフランス
第6章 二十世紀終わりの宗教的変化