世界で一番いのちの短い国―シエラレオネの国境なき医師団

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560049624
  • NDC分類 498.024
  • Cコード C0036

内容説明

5歳になるまでに、子どもの3分の1が死んでゆく…。平均寿命最短の知られざる国で、若き医師が救う彼らの「命」。

目次

第1章 かみさまのいる国
第2章 さまよう心
第3章 ことばの力
第4章 なかまとの距離
第5章 おしえる情熱
第6章 いのちとの戦い
第7章 うえにたつ者
第8章 わたしのいない日
第9章 おおきな仕事
第10章 たびだちのとき

著者等紹介

山本敏晴[ヤマモトトシハル]
昭和40年12月8日生。宮城県仙台市出身。東京慈恵会医科大学卒。医師。医学博士。平成10年より西部腎クリニック院長。平成13年、MSFの要請により、シエラレオネ共和国派遣。平成14年、MSF評議員就任。同年秋より日本医療救援機構の要請でアフガニスタンへ派遣
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

5
自分探しの手段としてボランティアを志す方におすすめ。自己満足ってほんと自分の為にしかならないのだ、人のためにはならないのだ。巻末にまとめられていた「本当の国際協力とはなにか」、これは国際協力にかぎらず普通の人間関係において保つべき距離感にも通じるものがある。「ヨーロッパ人が勝手に引いていった国境が内戦と大量の難民を生み出した」、グローバル化という名の不要な欧米化はいまだに世界をこじらせ続けている。軽妙な文章が重い内容を受け取りやすくしてくれてました。深刻ぶるだけでは進めないのだな。2015/01/28

アールグレイ

3
私にはまだ、知らない事が多すぎる。今居る所がすべてではない。世界を知りたい。そう思える一冊でした。2012/10/22

Tatary

3
もっと重いかと思ったらユーモアを交えて書いてあり, とても面白かった. 理想を実現するために現実的なアプローチを取る筆者. 国境なき医師団内の人間関係のゴタゴタとか, 国連軍兵士のHIV感染率が高いこととか知らないことがたっぷり2011/02/03

ジュリ

2
人のためになることをしているつもりもで、こちらが一方的に押しつけていないか、その国の文化を尊重しているかなど、考えさせられることがあった。2016/09/15

あやこりん*

2
国際協力において教育が大事であるという考え方、本当にそうだと思う。プロとして働いてる人と同じ信念を自分ももってるし、それがとてもうれしかった。医者として命を救うだけではなく、健康に文化的に生きる方法、その国の人の文化を侵害しないような協力のあり方を自分ができる教育というアプローチで進めたいと改めて思いました。国際協力に興味がなくても読む価値があります。世界にはこんな環境で生きてるひとがいるということを知るってほしい。2012/01/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/547529
  • ご注意事項

最近チェックした商品