出版社内容情報
モラリスト・モンテーニュが後半生の20年間に書き綴った人間探究の不朽の名著。「自己」と「世界」に関わる一切のことに目を向けて反省と思索を重ね、人間の理性と判断の空虚さを説く。精神の鍛練によって不動心を養うことの必要性を詳説した処世法についての「エセー」を中心に再編集した抄録版。
内容説明
「人間のあり方」を探りなおす。
目次
モンテーニュは「人間」をどのように判断評価したか。人間のえらさはどこにあると考えたか。かれ自身どのように自分の良心を清くたもったか
モンテーニュは金銭や財産についてどのような考えをもち、かれ自身どのような経済生活を送ったか
モンテーニュは貧乏・病気・死など、人生のもろもろの不幸をどのように考え、どのようにこれに対処するようわれわれにすすめているか〔ほか〕