出版社内容情報
今世紀アメリカ最高の劇作家テネシー・ウィリアムズ最晩年の出来事をシカゴ在住のジャーナリストが赤裸々に、かつ忠実に記録した鎮魂の書。かつての名声を取り戻すべく挑んだ、“最後の大作”上演に際しての一つ一つの行為は、テネシー・ウィリアムズの悲痛な叫びのように聞こえてくる。
内容説明
再起を賭け、『ガラスの動物園』の初演地シカゴで新作発表に取り組むウィリアムズ。だがここで待っていたものは…。新作発表の裏話や、酒やドラッグに溺れるテネシー・ウィリアムズの最晩年を、シカゴに住むジャーナリストが克明に記録した回想ふうドキュメント。
目次
穴に落ちた虎
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東京のホテルのバーにて
書庫の外
亡霊たち
どこよ、バッハのフーガは?
挽歌に乗って
裁きの日
裁きの日、つづく
暗黒の判決〔ほか〕
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