出版社内容情報
若い頃からロシアの昔話に魅せられていたランサムが革命前のロシアに赴いて収集したこれら11篇の昔話は、素朴でペシミスティックな色合いを帯びた物語世界を鮮やかな色彩をもって展開している。いかにもランサムらしい、むだのないしかも陰影にとんだ語り口には物語の秘術がひそませてある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
ロシアの昔話11編。聞いたことの無いおはなしばかりでした。『 鳥とけものの戦争 / 白鳥の王女 / オメリヤとカワカマス / 高価な指輪 / キツネ話 / 貧すれば貪するという話 / 小さな家畜 / ジプシーと聖ジョージ / 天国のかじや / 兵隊と死神 / 二人の兄弟 』2020/10/05
けいちか
3
ロシアの民話は結構知っているはずだが、聞いたことのない話が多かった。長くロシアに暮らしたランサムの真骨頂。また、神宮輝夫先生の訳が良かった。2014/11/23
-
- 和書
- ユウキとだるまのおじさん