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内容説明
歴史と伝統のある有名シャトーのワインだからおいしい、とは必ずしもいえないから、ワインの世界は奥が深い。それも、1万円ならお買い得だけど3万円出すなら他のワインを選ぶということもある。また、気軽な家庭用に安くておいしいワインというと何がよいか、など味と価格のバランスとなると、もう一つやっかいだ。本書は、どのワインがおいしいか、その味は価格相応か、などを著者が豊富な経験をもとに本音で語っている。また、著者の科学者としての分析力と、優れた味覚も見逃せない。
目次
第1章 フランスのワイン―有名ブランドの高価格にまどわされるな
第2章 イタリアのワイン―北部の伝統的ワインをしのぐワインがあった
第3章 ドイツのワイン―甘口から辛口へ、転換の成否がカギを握る
第4章 スペイン、ポルトガル、ハンガリー、ブルガリアのワイン―知られざるおいしいワインを発見する楽しみ
第5章 アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドのワイン―世界トップ・レベルの高品質のワインがある
第6章 チリ、アルゼンチン、南アフリカのワイン―「安くておいしい」ワイン・ブームの火つけ役
第7章 日本、タイ、レバノン、トルコのワイン―カジュアルなワインの味と価格を評価する