- ホーム
- > 和書
- > 社会
- > 社会問題
- > マスコミ・メディア問題
出版社内容情報
朝鮮半島支配のための国策放送局として誕生し、玉音放送によってその使命を終えた京城中央放送局(JODK)の運命の歴史と放送局員たちの人生を豊富な資料と数々の証言でたどり、国家と民衆というジャーナリズムの原点と役割をもうひとつの昭和史のなかで問いかける、迫真のルポルタージュ。
内容説明
朝鮮半島支配のための国策放送局として誕生し、玉音放送によってその使命を終えた、京城中央放送局(JODK)の運命の歴史と放送局員たちの人生を、豊富な資料と数々の証言でたどりながら、国家と民衆という、ジャーナリズムの原点と役割をもうひとつの昭和史のなかで問いかける、迫真のルポルタージュ。
目次
第1章 一九四五年八月十五日、京城中央放送局
第2章 もう一つの八・一五放送
第3章 四番目に誕生した放送局
第4章 内鮮交替放送から内鮮二重放送へ
第5章 内鮮一体の植民地放送局
第6章 戦時体制下のラジオ番組
第7章 国語常用令と創氏改名
第8章 JODKに集まった朝鮮の知識人
第9章 空の密室、皇民圏放送
第10章 短波事件始末
第11章 涙の感状ニュース
第12章 消えたコールサイン
終章 ソウルの二つの碑
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャーリイ
2
放送関係にちょっと明るい人の間では鉄板ネタになっている問題として、「JOAKはNHK東京、BKはNHK大阪、CKはNHK名古屋、ではDKは?」というのがある。この書は、そのJODK=京城放送協会の始まりから終わりまでを追ったノンフィクションだ。 一貫して、DKは独自の編成を行う。もちろん内地発の放送を中継することが次第に増えていくのだが、半島統治の一環でずっと朝鮮語での放送を続ける。内鮮混交放送から、内鮮二重放送に移行し、朝鮮の文化講座などを放送していたのも興味深い。 2014/06/16
ozapin
0
JODKは本当にあったのか。ずっと気になっていた。2014/10/26
-
- 電子書籍
- なぜあの人は、夜中にラーメン食べても太…