出版社内容情報
チェルノブイリ原発事故が24歳の青年を変えた。自分の眼で原発の実際を調べるべく、バイクを東海・福島・宮城・青森へと走らせる。「下北に法なし」とは何か、「地方蔑視」の構造とは何か、原子力施設の建設をめぐる混乱を背景に、「中央」の暗躍と住民の様々な対応を見事に描き出した新鋭初の書き下ろし。
内容説明
下北半島に法なし!原子力施設の建設をめぐる混乱を背景に、「中央」の暗躍と住民のさまざまな対応を見事に描き出した新鋭初の書下し。この本の問いかけることは多く、また重い。
目次
第1章 旅立ち
第2章 コシヒカリ(福島原発へ;幻の第三原発)
第3章 現実(女川へと向かう;“不自然”な原発;原発はカネでつくられる)
第4章 青森の旅
第5章 「核燃」ってなあに(「核燃料サイクル」とは;再処理施設への疑問)
第6章 混乱
第7章 核燃を受け入れる論理
第8章 海域調査