ある首斬り役人の日記

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  • サイズ B6判/ページ数 239,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784560029268
  • NDC分類 322.34

出版社内容情報

 16世紀末、ニュルンベルクの刑吏フランツ親方の編年体日記。生涯に361人を刑場の露と消えさせた彼は、処刑者の罪状や刑の執行方法などを、冷厳な眼で克明に書きとめていた。犯罪学のみならず中世・近世の社会史や風俗学にとっても貴重な一級資料。西独の泰斗による解説2篇を付す。

内容説明

生涯に361人を刑場の露と消えさせたニュルンベルクの刑吏フランツ親方の克明な日記。犯罪学のみならず中世・近世の社会史や風俗学にとっても貴重な資料。西独の泰斗による解説2篇を付す。

目次

ある首斬り役人の日記 第1部
文化史的・法制史的解説(J・C・ヤーコプス)
ある首斬り役人の日記 第2部
文学史と民俗学からの解説(H・レレケ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イコ

2
死刑と笞打ち刑がだいたい区別されて書かれていて、罪も書かれているが、どうしてその刑に行き着いたか分からない事が多々あった。ただそれはこの本の瑕疵ではなく、死刑執行人が淡々と書いてきた記録なので一級の資料である。簡潔な箇所が多いが、時たま人間味が溢れてた表現になったりと面白い。2023/05/03

Hajime

2
割りとたんたんと書かれていて、業務日誌的かも。他の犯罪についても言えることだけど、親が自分の娘を娼婦として売りに出したり、嬰児殺で女だけが糾弾されたり(殺された子どもの父親どこ行った?)、性にまつわる犯罪や性風俗の考え方が、私の暮らしてきた世界と違いすぎて、理解が追い付かない。2020/10/22

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