出版社内容情報
16世紀末、ニュルンベルクの刑吏フランツ親方の編年体日記。生涯に361人を刑場の露と消えさせた彼は、処刑者の罪状や刑の執行方法などを、冷厳な眼で克明に書きとめていた。犯罪学のみならず中世・近世の社会史や風俗学にとっても貴重な一級資料。西独の泰斗による解説2篇を付す。
内容説明
生涯に361人を刑場の露と消えさせたニュルンベルクの刑吏フランツ親方の克明な日記。犯罪学のみならず中世・近世の社会史や風俗学にとっても貴重な資料。西独の泰斗による解説2篇を付す。
目次
ある首斬り役人の日記 第1部
文化史的・法制史的解説(J・C・ヤーコプス)
ある首斬り役人の日記 第2部
文学史と民俗学からの解説(H・レレケ)