出版社内容情報
ドロンは、体を好きな色に変えて事件や悪者を追うカメレオンの探偵。ハリネズミのチクリン警部から、オウム坊やのプレゼントがぬすまれたと聞く。かつて泥棒だったドロンの力を借りたいのだ。事件が起きたときやしきにいたのは、門番のフクロウ、コックのペリカン、そうじ係のカラス。ドロンがすがたをかくして見張っていると……。子どもを悲しませた犯人の正体とは? クリスマスの夜に大活躍するドロンの冒険物語!
内容説明
すがたをかくしたドロンをさがしながら楽しめるおはなし絵本!
著者等紹介
苅田澄子[カンダスミコ]
埼玉県生まれ。出版社勤務の後、フリーで編集をしながら小沢正氏に師事
伊藤夏紀[イトウナツキ]
東京都生まれ。原案と絵を手掛けた『ハンカチやさんのチーフさん』(文・どいかや/白泉社)で絵本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
22
新着棚で。シリーズ2 オウムぼうやのクリスマスプレゼントを盗んだのは誰? 門番のフクロウ? コックのペリカン? 掃除係のカラス? ドロンの推理が冴える♪ 絵は伊藤夏紀さん。2021/12/19
さくら@絵本記録
6
【6歳2ヶ月】一人読みのあと読み聞かせ。返却棚で発見し、季節感はないけど娘が好きそうと借りてみました。確かにカメレオンは探偵の素質あるよね!探し絵にもなっていて面白い。2023/06/30
しらたえび
6
子どもが本を見るなり、これ好きな本だ!と興味深々で読んでました。今度は探偵になりますがカメレオンなので、色を変えたりと変身したり、舌をのばして物をとったりと大活躍。子供とともに楽しく読めるです。6歳2021/12/21
snoopymints♪
5
クリスマスコーナーにあったので借りてきました。周囲の色に溶け込めるカメレオンの能力を生かして、悪者をこっそり見張りどんな事件も解決する。今回は、オウムぼうやのクリスマスプレゼントを横取りした犯人を探します。犯人のプレゼントの盗み方もこれまた個性的で面白い。あの動物ならでは…の笑える犯行でした。調べたら本作は続編で、この前のタイトルは、なんとカメレオンどろぼうドロンでした!泥棒だったのかい!たしかに好きな色になれる能力は泥棒にもうってつけ。何がきっかけで改心したのかな。前作を読もう。2024/12/17
ニャーテン
5
泥棒から探偵に転職したドロンが、チクリン警部の依頼で引き受けたのはオウムぼうやのクリスマスプレゼント盗難事件。怪しい容疑者は3人、背景に同化できるカメレオンの特性をフル活用してドロンは犯人を見つけられるのか!?警察をだし抜いていた泥棒時代もカッコよかったけれど、悪者を執念深くマークして鮮やかに仕留め、人の役に立っている探偵のドロンはさらにカッコいい。6歳の息子は前作に続き背景に隠れたドロン探しを楽しんでいた。2022/01/09