出版社内容情報
宮廷を中心に花開いた騎士文化は、後のヨーロッパ世界を大きく規定した。だが、人々の精神生活と物文化の実態はいかなるものであったか。膨大な史料と実証的分析をふまえ、中世社会の現実に迫る本書には、騎士・貴婦人の生活が息づかいまで鮮やかに蘇る。中世文化史の決定版、待望の邦訳成る!
内容説明
宮廷を中心に花開いた騎士文化は、後のヨーロッパ世界の基礎を築いた。しかし、人々の精神生活と物文化の実態は、いかなるものであったのか。膨大な史料と実証的分析をふまえ、中世社会の現実に迫る本書には、騎士・貴婦人の生活がその息づかいまで鮮やかに蘇る。中世文化史の決定版、待望の邦訳成る。
目次
第1章 中世盛期の貴族社会―歴史的知識
第2章 ドイツにおけるフランス貴族文化の受容
第3章 物文化と社会様式
第4章 宮廷の行事―さまざまな社交形式
第5章 宮廷社会の理想
第6章 宮廷批判
第7章 宮廷時代の文芸活動