内容説明
第二次大戦下、ナチスによる全欧州の組織的美術品略奪と各国の防衛作戦、さらに連合軍による奪還の詳細を十年余の歳月をかけて調査した労作。全米批評家協会賞受賞。
目次
プロローグ―四年がかりの仕事
調整期間
東方路線
生命と財産
寛容と残虐
仕事と娯楽
表面的な変化
地道な努力
灼熱の熊手
場当たり的な救出活動
廃墟と暗闇
美術品をめぐるさまざまな思惑
可能性をテーマとする芸術
著者等紹介
高橋早苗[タカハシサナエ]
明治学院大学文学部卒
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