ヴァイキングの暮らしと文化

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  • サイズ B6判/ページ数 330,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560028346
  • NDC分類 238.9
  • Cコード C0022

出版社内容情報

「北欧の海賊」という従来の偏見を廃し、ルーン学、サガや詩などの史料を使い、ヴァイキングの実像に迫る。「家族」を中心とした社会を組織した、その豊かで高い文化全般を詳説する。

内容説明

“誇り高き北欧の子ら”の実像に迫る最新の成果。「北欧の海賊」という固定概念を廃し、ヴァイキングの日常生活における豊かで高度な文化全般を解き明かす。

目次

第1章 ヴァイキングとは何か
第2章 史料
第3章 ヴァイキング社会
第4章 陸上での日常
第5章 船の生活
第6章 たいせつな日々
第7章 知的生活

著者等紹介

持田智子[モチダトモコ]
1960年生。大阪市立大学経済学部卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

3
ヴァイキング時代のノルド人の生活文化を解説。一般向けなので、「実はヴァイキングの兜には角なんて生えてないんですよ」などの初歩的なレベルから丁寧に書かれている。日々の生活や年中行事だけでなく、それらを支えるノルド人の精神性の記述に重点を置いている点が特徴的。2012/07/14

ナナシ

2
マイティ・ソー、ヒックとドラゴン、ミッドサマーなどなど北欧神話や文化に端を発する作品は多くあるのに私はそれらに対して上辺のイメージだけで殆ど何も知らないということに今更気づき勉強したくて手に取った本。流し読みでここまで時間が掛かったのはやはり自分が抱いているヴァイキングのイメージが悉く覆されたから。 彼らは決して野蛮で冷酷無比な脳筋の無法者などではなく、万能で抜け目なく賢い商人で知恵と策略に重きを置き、法をこの上なく重視しており、かつ大変なリアリスト。2023/06/03

刻猫

2
交易による富の獲得。偉大な航海者であり、現実的な商人としてのヴァイキング。陸上と船上、故郷と旅先、そのスタイル。2015/07/26

zoe

1
農耕主体の法律にうるさい商人で船乗り。太陽の女神で、かぶりものに角はない。動きやすい服装で、男は外、女は内。家族単位が大事。繰り返すのだが、かぶりものに角は無し。2016/01/29

fatbob

1
11/25読了。ヴァイキングは荒くれ者の残虐非道な海賊ではなく、時をみるに敏な商人だった(もちろん、必要あらば武力にも訴えたが)。それが綿密に論証されている。2012/11/25

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