ネイションという神話―ヨーロッパ諸国家の中世的起源

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  • サイズ B6判/ページ数 245,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560026328
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C0022

内容説明

ヨーロッパの近代ナショナリズムが拠り所とする国家の「民族的起源」とは何か―。ローマ帝国解体後の古代末期から中世初期までさかのぼり、その「神話」の実像を豊富な史料をもとに明らかにする。

目次

序章 ヨーロッパ・アイデンティティの危機
第1章 毒を含んだ景観―一九世紀におけるエスニシティとナショナリズム
第2章 古代における民族観
第3章 蛮族とローマ人
第4章 新たな蛮族と新たなローマ人
第5章 最後の蛮族?
第6章 新たなるヨーロッパ「民族」に向けて

著者等紹介

ギアリ,パトリック・J.[ギアリ,パトリックJ.][Geary,Patrick J.]
1948年米国ミシシッピ州生まれ。イェール大学で博士号(中世研究)を取得。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教授

鈴木道也[スズキミチヤ]
1969年生まれ。1996年東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、埼玉大学教育学部准教授。専門はヨーロッパ中世史

小川知幸[オガワトモユキ]
1970年生まれ。1998年東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、東北大学学術資源研究公開センター助教。同大学院文学研究科兼任。専門はドイツ中世史

長谷川宜之[ハセガワヨシユキ]
1969年生まれ。2003年東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、東北大学大学院文学研究科専門研究員、青山学院大学文学部非常勤講師。専門は古代ローマ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sakanaga

0
ローマ帝国のシステムが形成した民族。2010/05/26

Teo

0
欧州民族観形成史2008/06/29

主任

0
「しかし、数世紀に及ぶありとあらゆる複雑な社会的、政治的、文化的な変化を、変化することのない永遠なるひとつの記憶へと収斂させてしまうような歴史は、歴史ではない。」本書は、ネイションへの素朴な原初論的理解を、徹底的に批判する。そのときの論拠として持ち出されるのが「古代末期」〜「初期中世」に至る時代の史料とそれらの研究であり、この点が他の構築主義的ナショナリズム理解にはない点である。また、大昔の歴史に親近性を感じるのは、その解釈に聖書モチーフがあるためだというヘイドン・ホワイトの影響が見られる。2020/05/31

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