出版社内容情報
<書物復権2005年・8社共同復刊>
語彙とは違ったレベルで言語生活を成り立たせている「言述」(神話やイデオロギー等)。その「象徴」と「生きた隠喩」の解釈学を提唱する名著。
内容説明
語彙とは違ったレベルで言語生活を成り立たせている「言述」(詩、神話、イデオロギー、科学や宗教の言語など)。その「象徴」と「生きた隠喩」の解釈学を提唱するリクール哲学の特徴が、明瞭に浮かび上がるよう編まれた日本オリジナルの論文集。
目次
説明と了解
言述における出来事と意味
哲学と宗教言語の特殊性
隠喩と解釈学の中心問題
ことばと象徴
解釈学の課題
疎隔の解釈学的機能
哲学的解釈学と聖書解釈学
現代のヘーゲル
科学とイデオロギー
解釈学とイデオロギー批判
世俗化の解釈学
著者等紹介
リクール,ポール[リクール,ポール][Ricoeur,Paul]
1913年生まれ。フランスの哲学者。パリ大学、ならびにシカゴ大学名誉教授。実存哲学と現象学を基盤とする独自の解釈学を展開、長年にわたり精力的な著作活動を続けている
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