解釈の革新 (新装復刊)

解釈の革新 (新装復刊)

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  • サイズ A5判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560024577
  • NDC分類 116.8
  • Cコード C1010

出版社内容情報

<書物復権2005年・8社共同復刊>
語彙とは違ったレベルで言語生活を成り立たせている「言述」(神話やイデオロギー等)。その「象徴」と「生きた隠喩」の解釈学を提唱する名著。

内容説明

語彙とは違ったレベルで言語生活を成り立たせている「言述」(詩、神話、イデオロギー、科学や宗教の言語など)。その「象徴」と「生きた隠喩」の解釈学を提唱するリクール哲学の特徴が、明瞭に浮かび上がるよう編まれた日本オリジナルの論文集。

目次

説明と了解
言述における出来事と意味
哲学と宗教言語の特殊性
隠喩と解釈学の中心問題
ことばと象徴
解釈学の課題
疎隔の解釈学的機能
哲学的解釈学と聖書解釈学
現代のヘーゲル
科学とイデオロギー
解釈学とイデオロギー批判
世俗化の解釈学

著者等紹介

リクール,ポール[リクール,ポール][Ricoeur,Paul]
1913年生まれ。フランスの哲学者。パリ大学、ならびにシカゴ大学名誉教授。実存哲学と現象学を基盤とする独自の解釈学を展開、長年にわたり精力的な著作活動を続けている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

singoito2

7
'70年代の解釈学に関する論文12本(編者が選定)にリクールが簡潔な説明を付した「まえがき」からなる論文集。個人的にはテキストが書き手とも読み手とも切り離されて存在する独自性と開放性を意味する、ガダマー由来の「疎隔」という概念に心惹かれるものがありました。悟りの世界がテキストには表現できない一方、テキストの自由な解釈を契機にすべての人に開かれているという考え方に通ずるものを感じたから。2023/05/16

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