出版社内容情報
【全巻内容】1 ギリシア哲学(藤沢令夫監訳)2 中世の哲学(山田晶監訳)3 近代世界の哲学 ミュンツァーからライプニッツへ(竹内良知監訳)4 啓蒙時代の哲学(野沢協監訳)5 哲学と歴史 カントからマルクスへ(野田又夫監訳)6 産業社会の哲学 ニーチェからフッサールへ(花田圭介監訳)7 人間科学と哲学(田島節夫監訳)8 二十世紀の哲学(中村雄二郎監訳)
内容説明
哲学的な対象の消失した現代にあっては、哲学的考察にも横断的思考が要求される。従来の思考方法の座標軸を移動させることによって、フロイトの文化理論、論理実証主義の理論、フランスにおける科学認識論、ハイデガーへの接近、実存主義、マルクス主義、構造主義など、それぞれの特徴を捉える。
目次
1 フロイトの文化理論
2 論理実証主義の科学哲学における理論と観察
3 フランスにおける科学認識論
4 『存在と時間』におけるハイデッガー思想への接近
5 実存主義
6 マルクス主義
7 構造主義はなぜそう呼ばれるのか