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内容説明
様々な角度からメディアと観光の不思議な関係に光をあて、議論を通して、易しく読み解く!
目次
第1部 観光とメディア(観光の記号とメディア―観光する私たちはそのとき何を見ているのか;映画観光と住民運動―板東俘虜収容所の再発見;観光地と場所イメージ―メディアがつくる他所への憧れ ほか)
第2部 メディアの観光性(モバイルメディアとツーリズム―リアルとバーチャルの融合;ツーリズムとしての音楽フェス―「みる」から「いる」へ;写真と語り―写真を撮るとき、見るとき、語るとき ほか)
第3部 観光のメディア性(「ご当地」はどこにあるのか―ゆるキャラとB級グルメのコンテクスト;観光とセルフ・オリエンタリズム―観光事業にみる日本のナショナルな文化表象;メディアとしての観光―観光化とリアリティ変容 ほか)
著者等紹介
遠藤英樹[エンドウヒデキ]
立命館大学教授
寺岡伸悟[テラオカシンゴ]
奈良女子大学教授
堀野正人[ホリノマサト]
奈良県立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Juan
1
観光社会学の入門書。近年の身近な事例が多いため分かりやすいし、内容も幅広いのでとにかく読みやすい。2017/04/23
いなり
0
観光やメディアに関する著名な論文を、わかりやすく参照していて読み易い。 自分の生活圏にない、特殊なものを見るために観光する。私たちは観光で見るべき場所を記号として読み解いているから、それが何だか理解できる。そこはメディアによってわかりやすく訴えるように、演出がされている。古くは東海道五拾三次。ステレオタイプな記号を観光客は知識や職業、国籍などの社会的文脈から読み解き、解釈には多様性がある。観光客は記号を再生産する、かつての絵葉書はSNSになり、そこは新しいコミュニティを生み出す。2020/05/06
はしも
0
メッセージを媒介するものとしてメデイアを幅広く捉えると、さまざまな観光現象がメデイアによって構築されていることに気づく。13章それぞれの視点から現代社会論とも密接に関係のある観光社会学のフロンティアが論じられていていて、とても面白かった。入門書として読みやすい。2019/06/18
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