出版社内容情報
悠久の光を地上に送り、何ごとかを語りかける天空の星々。豊かな詩的想像力に恵まれた古代ギリシアの人々は、その無数の輝きのなかに彼らの神々と英雄の世界を垣間見た。著者は数々の星座を題材としつつ、異伝の多いギリシア神話を巧みに整理・紹介し、時間と空間の彼方へと読者をいざなう。
内容説明
豊かな詩的想像力に恵まれた古代ギリシアの人々は、星々の無数の輝きのなかに神々と英雄の世界を見いだした。星座の由来を語って読者を時空の彼方へいざなう不朽の名著!
目次
第1章 空と月と遊星
第2章 大熊座〈または車座〉とオリオン座
第3章 ペルセウスとアンドロメダ
第4章 双子座
第5章 琴座、白鳥座、いるか座
第6章 ヘラクレス
第7章 アルゴー船
第8章 王冠
第9章 車ひき、または御者
第10章 曙と太陽
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サロメ
4
おおぐま座、ヘラクレス座、アンドロメダ座、双子座など夜空に輝く主要な星座とそれにまつわるギリシア神話の物語。星座を入り口にギリシア神話を語るもので、星座や星そのものについては多くは語られない。 星空を見上げながら悠久の物語に思いを巡らせる。。。そのためにはこの本を少しかじっておくのもいいかも。2011/10/10
ブルーツ・リー
3
ギリシャ神話について書かれているのは事実なのだが、どのあたりが「星の」なのかが、もうひとつ分からず。 時々ギリシャ神話の話題といっしょにその神話の神様の星座の形が図解されているくらいで、単なる出来の悪いギリシャ神話の解説本としか思えなかった。 載っている神話、寓話も、なぜギリシャ神話の内から、ここを切り取って来たのかが良く分からず、全体的にコンセプトが不明。 ギリシャ神話の本は星の数ほどあるので、この本は間違いなく、淘汰されて行ってしまうと思われます。2019/05/23
TAKAO
1
物語が飛躍しすぎで、別の本読んでみようかと思う。2016/01/19
umi
1
子供の頃に父親が読み聞かせしてくれた本。星座にまつわる神話を割とシンプルに書いたものだったように思うけれど、その後ギリシア神話を色々と読むようになったきっかけ。
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