大衆の反逆

大衆の反逆

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560018521
  • NDC分類 136

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イボンヌ

8
「つまり、生きるということは自分を迷える者と自覚すること…」P211 「共和制はもはや言葉にすぎない。これはシーザーの言葉である」P2132017/05/23

K_JUN

2
☆3 大学時代にゼミで扱った。鋭い視点ではあるものの、当時のスペインを意識すればこそ意義のある書物であるが、現在の視点を持ってすると興味深いかといわれると、多少疑問が。歴史的意義は感じるが、たぶん再読することはないと思う。

jp

0
大衆人が蔓延る現代は前時代の歴史とは切り離して考える必要がある。大衆人は権利ばかり求め義務を果たさない、享楽のみを追求する野蛮人という記述が今の日本人にも当てはまるような気がした。2012/03/21

Powaro1919

0
ヨーロッパの人口増大に伴う大衆の進出、彼らの性質、その原因となった環境等を論じる。大衆は文明の原理を知らず、それが自然発生的に当然のように与えられたものだと考えている。それは急速すぎる人口増加に、文化の浸透が追いつかなかった為だと著者は分析する。「生の水準」「時代の高さ」といった哲学的な表現が出てくるが、要点は技術の発展によりかつてなく人生の可能性が広大になり、それまでの時代が全て窮屈になったという感覚である。哲学的・精神的な領域を論じているが、因果関係を重視しており西洋科学的だと感じた。2018/05/21

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