内容説明
大自然について、人の世について、悟りについて、真実の言葉70篇。
目次
1 心、はばたかせて―発心の章(人の憤りを写す、何ぞ志を言わざらん―つのる思いを文に託して;還源を思いとす―根源へのあこがれ ほか)
2 沈思の旅―修行の章(生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終りに冥し―生と死を繰り返すいのちの流れ;三界は家なし―定めなき輪廻の世界 ほか)
3 いのち、輝く―菩提の章(深く荘厳秘蔵を開く―心の眼を開けば、全ては仏の光の中に;万類万品、雲に乗じて雲のごとくに行く―いのちあるものが向かうところ ほか)
4 永遠の願い―涅槃の章(悲しい哉、悲しい哉。悲の中の悲なり―悲しみを超えて行く空海の声;不摂にして摂したまえ―救わずして、救う ほか)
著者等紹介
安元剛[ヤスモトツヨシ]
1966年、東京都生まれ。株式会社起心書房代表取締役。密教・密教美術研究者。上智大学文学部哲学科中退。仏教専門出版社に約17年勤務してインド仏教と密教に関する書籍を中心に企画・担当した後、独立。その間、研究を続けながら真言宗関係者との交流を深め、ゲルク派を中心とするチベット仏教僧からも教えを受ける。また、学生時代以来、西洋古代・中世のキリスト教の思想と美術にも関心を持ち続ける
谷内弘照[タニウチコウショウ]
1955年、京都生まれ。74年、戒師亀山弘応和上に従い得度。78年、高野山大学密教科を卒業。同年、高野山宝壽院道場にて伝授阿闍梨添田隆俊和上に従い中院流により加行成満。同年、大阿闍梨添田隆俊和上に従い中院流により伝法潅頂入壇。79年、先々代住職谷内乾岳師のもと神護寺に奉職。86年、書道家小峰鐵彰師に師事。89年、篆刻家山下方亭師に師事。2004年、神護寺塔頭地蔵院住職に就任。07年、神護寺住職に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
ぱせり
ぽつぽつぴー
moyocha_
かわ