ほっとする禅語70

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784544051278
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0014

出版社内容情報

書で目を楽しませ、読み進むうちに心も晴れる、前代未聞、人にやさしい禅の教え。よく知られた70の禅の言葉を元にして、大本山總持寺租院の渡會正純師が、楽に生きるための知恵を解き明かし、気鋭の書家、石飛博光氏がその言葉を書き下ろす。内と外から現代人の心を癒す安らぎの書。

内容説明

書家石飛博光、禅語を書く。読んで、見て、癒される70語。

目次

1 どんなことがあっても(日々是好日―どんな日もいい日だと言えますか;喫茶去―嫌いな人にも一杯のお茶を差し出せる余裕 ほか)
2 心だけであなたを動かせる(遍界不曾蔵―よく見れば見えます、真実;愛心―愛する心にもいろいろあります ほか)
3 言葉では伝わらないことも(白馬入蘆花―見分けがつかなくても別の人;あるべきよう―あなたはあなたのままがいい ほか)
4 次に何をしたらいいか(百尺竿頭に一歩を進む―目標達成の次はどこに進むか;看脚下―靴を揃える、そんなことが大事なこと ほか)

著者等紹介

渡会正純[ワタライショウジュン]
1947年、北海道生まれ。少年工科学校9期。73年、駒沢大学大学院修士課程修了。鶴見女子中学高等学校教諭の傍ら、曹洞宗宗学研究員、大本山総持寺宗学研究員、東邦音楽大学非常勤講師、社会福祉法人諸岳会専務理事を経て、現在、大本山総持寺祖院副寺兼講師。楞厳寺住職

石飛博光[イシトビハッコウ]
1941年、北海道生まれ。60年より金子鴎亭に師事。64年、東京学芸大学卒業。88、89年日展特選連続受賞。96年、NHK教育テレビ「実用書道」の講師を務める。現在、日展会員、毎日書道展評議員、全日本書道連盟理事、創玄書道会常務理事、NHK文化センター講師
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おくちゃん🍓柳緑花紅

46
図書館本ですが購入しいつも傍に!って思う。「黙」黙っていても伝わることがあり、黙らなくては伝わらないこともある。「一華開五葉」自然のありのままの姿、何も気負いのない、美しくも自然体で力強い繁栄の象徴。あの蓮の花のように純粋で美しく花開きたい。石飛博光さんの書も素晴らしい。2013/12/01

めしいらず

38
禅語だからって難しいことは全くなく、易しい言葉でその深い世界を見せてくれる。「本来無一物」執着を捨てると、心を曇らせるものなんてないことに気付く。「両忘」まだ訪れていない心配事に捕われて、本心を自分から見えなくしている。心の声に耳を澄ませ、それに忠実であれば、心配事なんか自然となくなる。好きなら好きな思いに徹すれば良い。最初から白黒を考えていては前にも後ろにも進めないよね。「拈華微笑」気持ちを伝えるのに言葉なんか要らなくて、摘んだ花を微笑んでただ差し出すだけで、どれだけ多くのことが伝わるか。2013/05/19

かいてぃ〜

17
再読。「工夫」、自分はこの言葉が大好きだ。工夫を楽しめている時のワクワク感、前に進めている感じが何とも言えない。それが禅から来た日常語だったとは…。禅における工夫は「一心に修行に励むこと」だそうで、日常の工夫の意味は色々思案して良い方法を考えることなので、達成する為に心を一つにして修行するという意味と通じますね。 禅の言葉は折に触れ、感じていたいものです。2017/05/22

かいてぃ〜

15
何かと心がざわつく昨今、落ち着けるものは何?と思って行き着いたのが禅の言葉に触れることだった。その予測どおり、なんだかほっとした。そして、今回心に残った言葉が『時時勤払拭(じじにつとめてふっしきせよ)』です。心を曇らす塵やホコリは毎日払ったり拭ったりしなさい、という意味です。心を乱される様な不安や恐れ、怒りなどは溜めずに毎日棚卸しをすることで心も磨かれますね。2020/04/02

かいてぃ〜

14
またまた再読。『柳緑花紅(やなぎはみどり はなはくれない)』柳は緑色、花は紅色、ありのままの自然の姿こそが真実。当たり前の姿なんだろうけど、それが美しい。ありのままを認め、全てを受け入れるということなのだろう。難しいかもしれないが、受容することですね。2020/05/07

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