内容説明
行間にひそむ慟哭、悲哀の背後にあるはずの人間ドラマ…明治の文豪から戦後の現代作家まで、総41名59通の、他者や自己の死を想う手紙、遺書、弔辞を収録。
目次
愛別離旧(夏目漱石が綴る1―嫂への想い;正岡子規が綴る―自己への想い;島崎藤村が綴る(三女への想い;次女への想い;長女への想い;妻への想い) ほか)
遺すことば(二葉亭四迷が綴る―母、妻への遺書;村山槐多が綴る―遺書;森鴎外が綴る―遺書 ほか)
レクイエム(泉鏡花が綴る―尾崎紅葉への想い;菊池寛が綴る―芥川龍之介への想い;川端康成が綴る―横光利一への想い ほか)
著者等紹介
宇治土公三津子[ウジトコミツコ]
三重県宇治山田市(現・伊勢市)に生れる。日本女子大学文学部国文科卒業。1963年、日本近代文学館創設運動に参加(企画委員)。1995年、同館を定年退職(図書資料部長)。現在、同館図書資料委員、日本女子大学図書館友の会理事、日本近代文学会会員。神奈川婦人会館において近代文学を読む会を主宰し、文筆に携わる
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感想・レビュー
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- 和書
- こんな年のとり方をしたい