出版社内容情報
本書は、小規模組織やこれから食品安全マネジメントシステムを構築する組織にとって、馴染みのないマネジメントシステム規格の取組みに対する壁を払拭するために、規格要求事項や要求事項をかみくだいた表現とした目標の例示や実施上のアドバイス、問合せの多い質問、多くの企業の新しい事例を掲載するなど、読みやすい内容になっています。
他のマネジメントシステムのISOハンドブックの、規格の逐条的なガイドとは異なり、読者(組織)に対して課題を与え、課題を通してその目標や多くのアドバイスを与え、誤って判断をしていないか確認するための自問自答のための質問を提案することで、これから食品安全マネジメントシステムを構築する組織への手助けや、既に構築した組織が正しい方向に向かえるような実践的な内容となっています。
内容説明
FSSC22000やJFS‐C規格のベースとなるISO22000:2018をグローバルに実践するためのガイド!フードチェーンの安全性に関する知識が満載!!
目次
第1章 ISO22000:2018における上位構造(HLS)、二つのPDCAサイクル及び“リスクに基づく考え方”
第2章 FSMSの枠組みの設計
第3章 リーダーシップ及びコミットメント
第4章 前提条件の実施:PRPs及びトレーサビリティシステム
第5章 ハザード管理:OPRPsによる及び/又はCCPsにおける重要な食品安全ハザードの管理
第6章 FSMSのパフォーマンス評価
第7章 ISO22000:2018に基づくFSMSの認証プロセスに関する基本情報
付録A PRP、OPRP及びCCPの比較
付録B ISO22000:2018と本ハンドブックとの間の相互参照
追加の参考資料