内容説明
米国における製品安全警告の記載方法を示す規格として、発行以来、シリーズ規格追加を経て広く参照されてきたANSI Z 535シリーズ。製品流通のグローバル化を踏まえながら、適切な製品安全警告のあり方を考察する対外輸出製品設計・製造部門必携の解説書。
目次
第1章 米国における製品安全とANSI Z 535シリーズ(米国PL訴訟リスクと製品安全警告;ANSI Z 535シリーズとは)
第2章 ANSI Z 535シリーズのポイント(新規格ANSI Z 535.6(製品マニュアル及び取扱説明書並びにその他の附属資料の製品安全情報)のポイント
その他のZ 535シリーズ規格のポイント ほか)
第3章 国内における製品安全警告(改正“消費生活用製品安全法”と製品安全警告;JIS・各種業界ガイドラインとANSI Z 535シリーズの関連 ほか)
第4章 グローバル企業に求められる製品安全とANSI Z 535シリーズ(EUにおける製品安全・PLと製品安全警告;その他の国における製品安全・PLと製品安全警告 ほか)
著者等紹介
佐藤彰俊[サトウアキトシ]
1982年中央大学法学部法律学科卒業。同年住友海上火災保険株式会社(現・三井住友海上火災保険株式会社)入社。1989年ニューヨーク大学ロースクール修士課程修了。火災新種保険部門、火災新種損害サービス部門を経て、1995年より現職。現在、株式会社インターリスク総研コンサルティング第一部主席研究員。専門は、リスクマネジメント、製造物責任・製品安全等に関するコンサルティング・調査研究。2006年より、日本社会事業大学大学院非常勤講師
佐藤圀彌[サトウクニヤ]
1971年横浜国立大学大学院工学研究科卒業。同年日本電気株式会社入社。電子部品関連技術部門・生産工場管理を経て、2002年退職。2002年株式会社インターリスク総研入社。現在、株式会社インターリスク総研コンサルティング第一部上席コンサルタント技術士(総合技術監理、経営工学)。品質マネジメント、PLリスクマネジメント等の製造業のリスク対策を担当。2005年より、日科技連、R‐Map実践研究会主査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。