内容説明
ＩＳＯ／ＩＥＣ １７７９９改訂の経緯を掲載！要求事項を正しく解説！重要な専門用語をもれなく収録！ＩＳＯ／ＩＥＣ １７７９９：２００５（ＪＩＳ Ｑ ２７００２：２００６）・情報セキュリティマネジメントシステム（ＩＳＭＳ）の正しい理解、構築に欠かせない１冊。
目次
第１部 改訂の経緯と概要（情報セキュリティマネジメントの必要性；情報セキュリティマネジメントガイドラインの国際規格化の制定経緯；ＩＳＯ／ＩＥＣ ＪＴＣ １／ＳＣ２７の役割及び分担；ＩＳＯ／ＩＥＣ ２７０００シリーズの概説 ほか）
第２部 要求事項の解説（情報セキュリティの基本及びこの規格の位置付け；適用範囲；用語及び定義；規格の構成 ほか）
著者等紹介
中尾康二［ナカオコウジ］
１９７９年早稲田大学教育学部数学科卒業。１９８０年国際電信電話株式会社入社。２０００年株式会社ＫＤＤ研究所。２００３年ＫＤＤＩ株式会社技術開発本部。現在、ＫＤＤＩ株式会社技術開発本部セキュリティ技術部部長、独立行政法人情報通信研究機構（ＮＩＣＴ）セキュリティセンターインシデント分析ＧＬ、早稲田大学非常勤講師、ＩＳＯ／ＩＥＣ ＳＣ２７／ＷＧ１主査、電気通信分野における情報セキュリティ対策協議会会長、ＴＵ‐Ｔ ＳＧ１７スペシャルラポーター、セキュリティ対策推進協議会代表、日本監査協会理事、情報共有分析センターステアリング委員会副委員長、電子情報通信学会情報通信システムセキュリティ時限研究会委員長、内閣官房重要インフラ専門委員会専門委員等。昭和６２年度情報処理学会研究賞、平成１８年度標準化貢献賞（日本規格協会）、平成１８年度経済産業省大臣賞、平成１８年度英国ＫＰＭＧ賞をそれぞれ受賞
中野初美［ナカノハツミ］
１９６８年神奈川県に生まれる。１９９１年東京理科大学理工学部情報科学科卒業。三菱電機株式会社入社、オフィス内情報システム関連の研究開発を担当。１９９７年現部署にて、情報セキュリティシステム関連の研究開発業務に従事。現在、情報技術総合研究所情報セキュリティ技術部。日本規格協会／ＩＮＳＴＡＣ情報セキュリティのマネジメント及び評価基準標準化調査研究委員会ＷＧ１委員（ＪＩＳ Ｑ ２７００１、２７００２原案作成）。情報処理学会／ＩＴＳＣＪ ＳＣ２７専門委員会ＷＧ１委員（ＩＳＯ／ＩＥＣ ２７００１、１７７９９等の原案作成）
平野芳行［ヒラノヨシユキ］
１９５０年東京都に生まれる。１９７６年電気通信大学修士課程電子工学専攻修了。日本電気株式会社入社、ＬＳＩ設計、半導体関係の標準化に従事。１９９１年以降ＩＥＣ／ＴＣ４０、ＳＣ４７Ｄ、ＴＣ１０１国内委員及びＴＣ４０国際委員を歴任。１９９８年通商産業省工業技術院へ出向。情報技術（セキュリティ技術、ＥＤＩなどの電子商取引関係中心）の標準化を担当。ＪＩＳ Ｘ ５０７０（セキュリティ評価基準）、ＪＩＳ Ｘ ７０１１（ＥＤＩＦＡＣＴ）等のＪＩＳ制定に関与。２００１年日本電気株式会社へ復帰。現在、政策調査部所属。情報技術の標準化活動を担当。経済産業省工業標準調査会（ＪＩＳＣ）、情報技術専門委員会臨時委員、財団法人情報処理学会／情報規格調査会規格理事、ＪＴＣ１／ＳＣ２７／ＷＧ１委員、財団法人日本規格協会／リスクマネジメント国内委員会委員、ＪＳＡ／ＩＮＳＴＡＣ運営委員会委員。ＪＳＡ／ＩＮＳＴＡＣ情報セキュリティのマネジメント及び評価基準標準化調査研究委員会及びＷＧ１（Ｑ２７００１ ＆ Ｑ２７００２ ＪＩＳ原案作成）委員
吉田健一郎［ヨシダケンイチロウ］
１９３９年岩手県盛岡市に生まれる。１９６３年東京大学法学部卒業。日本開発銀行（現日本政策投資銀行）入行。１９９２年株式会社シグマシステム常務取締役。１９９５年財団法人日本品質保証機構。現在、ＩＴ事業部兼総務企画部参与。日本規格協会／ＩＮＳＴＡＣ情報セキュリティのマネジメント及び評価基準標準化調査研究委員会及びＷＧ１委員（ＪＩＳ Ｑ ２７００１、２７００２などの原案作成）、情報処理学会／ＩＴＳＣＪ ＳＣ２７専門委員会ＷＧ１委員（ＩＳＯ／ＩＥＣ２７００１、１７７９９などの原案作成）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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