目次
第1章 日本にとってのコメ(なぜコメだったのか―高度経済成長を支えたメカニズム)
第2章 政治財としてのコメ(理屈はあとで考えろ―混乱の米価劇;使った補助金120億円;農地整備をめぐる政治地図;コメ偏重がゆがめた日本の農業;検証!政・官・農、トライアングル農政の闇)
第3章 市場開放の衝撃(1993年12月15日、ジュネーブ;大凶作と緊急輸入;ウルグアイ・ラウンドとコメ;それは大スクープから始まった;コメ・傷だらけの決着)
第4章 コメ新時代への模索(「職業としての農業」はまだまだ前途多難;新食糧法・理念と現実―その落差と混乱;むすびに代えて)
著者等紹介
中村靖彦[ナカムラヤスヒコ]
昭和10年、宮城県仙台生まれ。昭和34年、東北大学文学部卒業。同年4月、NHKに入局。番組のディレクターとして仙台、鶴岡の支局勤務等を経て、昭和59年7月解説委員室解説委員。平成13年、解説委員を退任。明治大学農学部客員教授を経て、現在、東京農業大学客員教授、女子栄養大学客員教授。平成19年5月、日本食育学会会長。米価審議会委員、畜産振興審議会委員、果樹農業振興審議会委員、食品安全委員会委員などを歴任。現在、野菜需給協議会座長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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